あなたは今、しあわせですか?
そう問われて、即座にイエスと
言えなかったとしたら
家の居心地について
考えてみることをおすすめします。
どれほど外で過ごす時間の長い人でも
家は人生のベースキャンプです。
帰りたいと思える家、
帰ればほっと出来る家の存在は
心身を安定させ
心もからだも健やかにさせてくれます。
そしてその、こころよい場所で
ゆったりと休めば
また新たなるエネルギーがわいてくるものです。
どんなに家以外のところに
安らげるスポットがあったとしても
その場所で得られる癒しは
非日常的なもの。
人間にとって大事なのは
日常の中に、きちんと心身を
リセット出来る場所があることです。
家はそのための存在でもあります。
ですから、大好きと思える家で暮らすことは
しあわせに生きるための
基本中の基本なのです。
もし、あなたが
家に帰りたくないと
少しでも思うのなら
その原因をあぶり出して
改善につとめてほしいと思います。
散らかっているなら
モノが多くて嫌なら
がんばって片付けて、掃除をして。
断捨離の効力は
家の居心地が上がることも大きいのです。
そして、インテリアを
自分好みに整えることも。
要らないモノを片付けたら
納得のいくアイテムをプラスして
好きと思えるモノだけで
部屋を構成してください。
また、その家自体が嫌だったり
その土地が嫌いだったりするならば
引っ越しも検討することです。
とにかく、嫌々その家に住む、ということほど
心身によくないことはないんです。
たとえば、とっても楽しい時間を
外で過ごして来たとしても
家に帰る段になれば
テンションは急降下します。
そして帰る道々も、気分は沈みますし
せっかく楽しくなった気分も
大嫌いな家に帰ったときには
見事に半減しています。
こんなことが続けば
精神衛生上もよろしくありません。
かく言う私も
本当に家そのものも、住んでいる土地も
嫌で嫌でたまらなくて
苦節10年! ようやく2年前に
満願叶って、終の棲家に
引っ越すことができました。
するとどうでしょう。
どんなに外で嫌なことがあっても
家に帰ってくれば
そんなこともあるさ、などと
極めて楽観的に
受け止められるようになりました。
これは取りも直さず環境の快適さが
もたらしたもの。
好きな家に住むということには
確かなパワーがあるのです。
あなたも、ぜひ
帰りたくなる家に住んでください。
それだけで人生の幸福度は
絶対に上がるんです。
また明日。