とってもナチュラルに

敬語を使われる人からは

その場が浄化されるほどの

澄んだ美しさを感じます。

 

そのたびに

相手を敬いながら

美しい言葉で話すだけで

人間としての品格が上がり

全身から凛とした美しさが

ほとばしることに

感嘆の思いに包まれます。

 

人に対してどんなときも

丁寧に接することの高潔さ。

これこそ、日本女性が

本来備えていた

慎みという素敵なエッセンスです。

目上の人に限らず

常に人と接するときには

相手を尊重し

そして立てることは忘れたくないものです。

私が、私がという

必要以上の自己主張からは

息苦しさを感じますし

自分も安っぽく見せてしまうので

自分の話に終始しがちな人は

少し相手の身になることを

心がけたほうがいいと思います。

 

まず相手の気持ちを

優先することを考えると

とっても素敵なことが起こります。

ほどなく相手から

安心感、安定感のある空気が

流れ出すのです。

すると相手も、そしてあなたも

穏やかな空気の中で美しく在れます。

いいことですよね。

 

そして、恋人はもちろん

友も必ず

尊敬出来る人を選びたいものです。

あなたは何て、素晴らしい人なの!

一緒に過ごす相手に対して

そんなプラスの感情を持っていられるのは

大変にこころよいことですから

心にもからだにもいい影響が及び

うれしいことづくめです。

 

ですから、残念ですが

もう尊敬の気持ちは持てないと

自分の中で確信が得られたら

そっとその人から

私は離れることにしています。

 

ちなみに、尊敬の気持ちが

湧きにくい人の特徴に

ジェラシーを感じやすいということが

あるようです。

自分に足りないと思うものを

その人に見た途端

素直にもろ手を上げて

素敵、と思えずに

それがジェラシーという感情に

変換されてしまうようなのです。

これは実にもったいないこと。

みすみす貴重な学びを

棒に振ってしまうなんてことは

どうあっても避けたいものです。

 

より美しさを増しながら

これからも生きていくために

尊び、敬う精神は

生涯忘れたくないものです。

 

また明日。