手を当てて、言葉をかけて、セルフヒーリングを。

早いもので、年末が見えてきました。

あなたもきっと

忙しい毎日を送っていることでしょう。

 

やる気のままにスケジュールを入れ

日々を懸命に送っていると

それだけで充実しているような

気になってしまいますね。

ですが、今のあなたの心は

満たされているでしょうか。

 

心（りっしんべん）を亡くすと書いて

忙しいと読みます。

まったくその通りで

慌ただしさに流されていると

だんだん心の存在を

ないがしろにしがちなもの。

それはからだにも直接

マイナスの作用を及ぼしてしまうので

早め早めにお手当てしましょう。

 

そう、手当とはよく言ったもので

まさに手を当てることで

心もからだも楽にしてあげられるのです。

子どもの頃、転んで痛い思いをしたときに

お母さんがさすってくれただけで

不思議に痛みがおさまったことを

覚えていませんか。

人間の手のひらには

どんな人にも心とからだの痛みを和らげる

癒しのパワーが宿っています。

今日からぜひ

ちょっとつらいなと感じたときには

ぜひ自分で自分を

ヒーリングしてあげませんか？

 

まずは正座し、背筋を伸ばしたら

深く、ゆったりと息を吸っては

吐いていきます。

からだのすみずみにまで

呼吸がめぐるように

吸って吐いてを続けましょう。

だんだんからだが

ぽかぽかしてくると思います。

 

そうなってきたら

自分のつらいところに意識を向け

その場所へそっと

手のひらを当ててあげます。

手のひらのあたたかさが

少しずつ痛みや違和感を

溶かしていくのがわかると思います。

 

また、無性にイライラしたり

自己嫌悪に襲われるといった

ネガティブな思いが苦しいときは

足の指を小指から順番に

親指まで引っ張ってあげましょう。

足の指は呼吸器とつながりがあるので

こうして刺激を与えてあげると

呼吸が深くなり

次第に精神が安定してくるのだそう。

ここ一番の勝負の朝にも

ぜひ行なっておきたい方法です。

 

自分が自分のヒーラーでいられたら

こんなに心強いことはありませんね。

忙しくてギリギリな気分のときこそ

タッチして、語りかけて

自分を癒す時間をとってください。

 

また明日。