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ピンチはチャンス!

よく言われることですね。

ピンチの際に何としても避けたいのは、パニックに陥って事態を悪化させること!

行き違いや勘違い。

あるいは自分が起こしてしまった

致命的なミスなどから

思わぬピンチに立たされることが

あるものです。

 

ここで怖いのは、ピンチそのものよりも

何と言ってもパニックに

陥ってしまうことです。

 

どうしよう!

そうあわてればあわてるほど

事態がこじれた経験を

お持ちのかたも

いらっしゃることでしょう。

 

これは、パニックを起こすと

肝心の問題から

意識が離れてしまうからです。

 

たとえば仕事の場合でしたら

発生したトラブルのことよりも

自分が取引先や上司、同僚から

どう思われるかといった心配に

思いが集中したり

さらにはパニックによって

自力で問題を解決しようという

パワーが弱まることも

いっそう現状を悪化させてしまいます。

冷静になるのが苦手な方、人間やめて、マシーンになってみて!

とにもかくにも

ピンチをきちんと切り抜けるには

ピンチを迎えたときの

最初の反応に

すべてがかかっています。

ここで冷静になれるか否かで

その後の展開は

まるで違ってくることは

どなたも身に覚えがあることでしょう。

 

そこで、冷静でいることが

苦手な方におすすめしたいのが

まずい! と思ったら

そこで一切の感情を

ストップさせてしまうことです。

 

そして焦りやショックといった

人間的な気持ちを全部削除して

マシーンになったつもりで

目の前の内容だけに

意識を集中させるのです。

 

そしてその際には

徹底して何の感情も持たずに

ただ現状とだけ向かいあいます。

解決してほしい、

うまく行ってほしいという

そんな気持ちさえも捨てて

しっかり、はっきり

目の前のことを見据えてみるのです。

 

すると、不思議に解決策が

徐々に見えてくるものです!

 

 

実は私もかなり

冷静でいるのが

苦手なタイプだったのですが

無理して感情を

コントロールしようとするのをやめて

感情の機能を停止するようにしたら

ピンチとどうにか

堂々とわたりあえることが

できるようになってきました。

 

焦らない、あわてない。

騒がない、舞い上がらない。

ピンチに強いのはこんな方です。

自分の感情に流されて

自爆してしまわないために

事実だけを見て

正しく判断できる勇気を

確実に発動させたいものです。

 

また明日。