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スパイスは漢方薬とほぼ同じもの。

カレーを食べると元気が出るのは

多種の漢方がバランスよく

ブレンドされたお料理だからです。

日本人にとって、スパイスのハードルはなかなか高い!

そこで美容と健康のためには

日頃からスパイスをふんだんに使った

お料理をいただくことが早道なのですが

いかんせん日本人にとって

それはハードルが高いのです。

何しろとっても薬効あらたかな

日本のスパイスである

七味唐辛子や山椒にしても

使われるものといえば

麺類やきんぴら、

うなぎといったものくらい。

 

なのでおしゃれな

スパイスラックを購入し

そこへかわいらしいパッケージの

スパイスを並べたとしても

ラックに手が伸びる機会はほとんどなく

気づいたら全部賞味期限切れ、という

有り様に頭をかくことになるのです。

 

それも致し方ありません。

何といっても私たちには

醤油と味噌という、味の2大巨塔が

あるのですから!

ふりかけるだけでOK! パプリカの美肌パワーは、美容先進国ハンガリーのお墨付き! 

そこでスパイスをもっと

日常の食生活にとり入れるためには

「ふりかけるだけ」でよいものを

いくつか常備するのがおすすめです。

油に溶かしてこそ美味しくなるとか

煮込んでこそ風味が出る、といったものは

ひとまず知らなかったことにするのです!

 

その感じでいけば

シナモンはマストでしょう。

シナモンは漢方薬で言うところの

「桂枝」です。

これを朝のコーヒーや紅茶に

ひとふりすれば

あっという間に冷えをとる

薬効ある飲み物に変身です。

 

そこで本日お伝えしたいのは

パプリカというスパイスです。

唐辛子の仲間ですが、辛味はなく

ほんのりした甘味を持つもので

ハンガリー料理に大変よく使われるものです。

 

実はハンガリーという国は

大変な美容先進国で

なんとエステティシャンは国家資格と

なっているほど。

(皮膚科の先生と

同等なほどの権威があるそう!)

国民の美容意識はとっても高いのです。

 

そんなハンガリーの美女たちが

そろって愛好しているスパイスが

パプリカなのです。

気楽に何にでもふりかけて! 日常のメニューをすべて「美人養成食」に変えてください。

そのパプリカの栄養面ですが

まずはビタミンCの宝庫であること。

そしてビタミンA、B群、Pのほかに

ビオチン、鉄をはじめとするミネラルが

とっても豊富に含まれていて

まさにマルチビタミン&ミネラルのサプリも

裸足で逃げ出すパワーがあります。

さらには前述の通り、唐辛子の仲間なので

脂肪燃焼や代謝促進を助ける

カプサイシンもしっかりとれます。

いわゆるレッドペッパー、カイエンヌペッパーなどの

辛いスパイスが苦手な方でも

パプリカなら安心してとれるのも

いいところです。

 

とにかく「魔法の粉」的感覚で

何にでもふりかけて

召し上がってみてください。

特に味を邪魔することもありませんし

トマト風味のもの、洋風の卵料理、

ポテトサラダなどの

マヨネーズを使ったものとは相性抜群です。

 

ほんのひとさじで、日々のお料理が

「美人養成食」に変わるのは

楽しいものですね。

パプリカならば

賞味期限切れの憂き目にあうことは

ないと断言できましょう。

 

また明日。

xxx