ひとつお訊ねします。
あなたには、自分の美と
他人の美を比べる習慣が
あるでしょうか?
よそはよそ、うちはうち。この感覚があれば、自分らしい美が育ちます!
声を大にして申し上げます!
自分と他人を比べていては
自分らしい美は育ちません。
そもそも
他人と比べるという行為は
本当に意味のないこと。
他人がどんなにきれいに見えても
それに感動を覚えるのはよいのですが
うらやんだりする必要など
まったくないのです。
それは、100人の女性がいれば
100通りの美しさがあり
そのどれもが
オリジナリティにあふれた
唯一無二の美だからです。
そして頭の隅に
置いておいていただきたいのは
他人と比べた場合に起こる
劣等感と優越感は
とっても怖いものだということ!
この2つの感情は
私たちから容赦なく
美を奪い取ってしまうからです。
「過去の私」がライバル! 自分至上最高の「今」を目指したいですね。
私たちが美容活動に励んでいるとき
脳はきれいになろうと
いう思いを受け止めて
全身の細胞に向かって
美しくなれと指令を出します。
ところがこのときに
他の誰かと比べたことで
「でも私なんて、イケてないし」
といったネガティブな思いを
抱いてしまうと
せっかく美に
向かおうとしていた細胞が
ピタリと動きを
止めてしまいます。
そして劣等感による悲しさは
さらに全身の細胞を
傷つけますから
きれいになるどころの話では
なくなってしまうわけです。
また
「あの人より、私のほうが上」
という優越感は
大変に品のない感情。
こうした思いを頻繁に
感じていると
無邪気さとか、愛らしさといった
内面からのかわいらしさが
まったく出なくなってしまうのです。
他人の美は
自分と比べるために
あるものではありません。
素敵! と思って感動するか
あるいはお手本として
観察するもの。
そして比べていいのは
「過去の私」オンリーです。
前よりこんなに素敵になった、
といううれしさは
きっと励みと自信になって
自分を輝かしてくれるはずです。
また明日。