食生活を振り返る際に
以前は真っ先に
野菜が足りているかが
気になったものですが
最近はどなたも
「糖質をとり過ぎてはいないか」を
一番に気にされているようです。
糖質を制限することに躍起になるのはでなく、糖質を「代謝する」ことにも意識を向けましょう!
糖質をとり過ぎると
エネルギーとして使いきれなかった分や
肝臓や筋肉に貯蓄しきれなかった分の
余ったブドウ糖が脂肪となって
蓄えられてしまいます。
そこで糖質制限をすると
効果的にダイエットができると
いうわけなのですが
痩せるためだけではなく
糖質制限によって得られる
重要な恩恵はほかにもあります。
それは、糖質が
ガン細胞のエサになるために
ガンのリスクが減ることと
糖質を制限すると
野菜や魚、豆、卵といった
ビタミンやミネラル、たんぱく質を
ふんだんにとれることです。
なので、美味しくて簡単だからと
パンやパスタ中心の食事を続けては
スタイルの問題だけでなく
健康面についてもよろしくないのです。
そこでどなたもまずトライするのは
主食のカットです。
早く痩せたいがあまりに
完全にごはんもパンも
とらずにいる方も珍しくありません。
ですが、やはり主食の完全カットは
どこか無理があるものです。
そして必ずと言ってよいほど
後で反動がきます。
身に覚えのある方もいらっしゃいますよね。
そこでご提案したいのが
ただ糖質を制限することばかり
意識するのではなくて
もっと糖質の代謝を
積極的に考えることです。
糖質の代謝のためには、ビタミンB1が必要です。そこで大麦と小豆のごはんで、糖質を代謝しましょう。カレーやスープごはんにぴったりです!
糖質を代謝するためには
ビタミンB1が必要になります。
そこで毎日の食事に
ビタミンB1を含んだ食材を増やして
糖質をどんどん代謝していこうと
いう作戦です。
ビタミンB1の含有量の多い食材は
豚肉やうなぎ、
たらこやすじこといった魚卵類など。
そして豆類と大麦です。
この豆類と大麦を一緒に
炊きこんだものなど
最高の主食になります。
ビタミンB1のほか、食物繊維が
しっかりとれるので
デトックス食としても最適。
さらに大麦には
「大麦β-グルカン」という
食物繊維の一種が入っていて
これが糖質の吸収を
おさえてくれるのです!
シンプルにごま塩でいただくもよし、
パラパラとした食感は
カレーやスープごはんにも
ぴったりです。
よく噛まないと食べられないのも
小顔効果、食べ過ぎ防止になるので
すばらしい美人養成食なのです。
かつて
「貧乏人は麦を食え」などと
失言された方がいらっしゃいましたが
正しくは
「美人は麦を召し上がれ!」
なのであります。
また明日。