体調、そして心の調子である
心調。
(これは私が勝手にそう
表現しています)
それらの不調の原因は様々ですが
確実に共通していることが
ひとつあります。
厳しすぎる自身へのジャッジは、百害あって一利なし!
それは、取りも直さず
自分への「ねぎらい」が
不足していること。
定期的に
ガソリン切れのように力尽きて
調子を崩してしまう方は
どなたもまじめ過ぎて
ひたすらに自分を駆り立てる
傾向があるのです。
自分がどれほどがんばっているのかを
客観的に把握できずに
まだ努力が足りないと
自分にジャッジを下してしまう。
それでは調子がおかしくなるのも
当然のことです。
健全であるために
もっと自分を認める勇気をもって
そんな力強い向上心を
持っている自分を
日々もっと、ほめてあげてはいかがでしょう。
手を当てて、言葉をかけて。やさしさというギフトをもっともっと!
そのときにおすすめしたいのが
手を当てて、言葉をかけることです。
たとえば懸命に何かを学んだなら
頭に手を当てて
「よくがんばって考えてくれてありがとう」
といった感じで
脳に手のぬくもりと
言葉のギフトを贈るのです。
また、忙しくて食事をとる暇もなく
空腹でつらいときは、おなかに手を当てて
「がまんしてくれてありがとう。
もう少ししたら、ごはんにするからね」
そう伝えてあげると
胃腸への負担は
確実にやわらいでいきます。
疲れている箇所や
痛みを感じる箇所があったなら
決して放っておかずに、
その都度やさしくタッチして
直接言葉をかけてあげたいもの。
すると、確かに心とからだに備わっている
自然治癒力が活発になるようなのです。
すぐにもできるセルフケアですが、
効果はなかなかのものです。
「手当て」とはよく言ったもので、
特にヒーラーでなくても
誰の手にも癒しの力はあるのです。
なので、親しい人が疲れているときに
このケアをしてあげるのも
とってもおすすめです。
このぬくもりと言葉。
それがどうしてこんなに
効き目があるのかと言えば
きっとその主成分が愛だからなのでしょう。
愛はやはり
他者へ注ぎがちなものですが
自分に向けることも忘れたくないものです。
手のひらから自分に伝える
愛の力で、元気は必ずよみがえるのですから。
また明日。