何かが「欲しい」と思ったとき
それを手に入れるか否かを
決めるにあたって
どんな基準を設けていますか?
もくじ
「欲しい」気持ちを叶えるかどうかは、「必要性」のあるなしで決めたいものです。
欲しいと思ったものを
ゲットするかしないか。
これを、経済面だけで
考えてしまうこともあるものですが
それは避けたほうがよいと思います。
後になって
「我慢した」「あきらめた」
という、自分を尊重しなかった感覚が
残ってしまうからです。
それよりも優先したいのは
「必要性」(ニーズ)があるのかどうか。
必要に迫られているからなのか
ただ単に
「欲望」(ウォンツ)の範疇なのか。
必要なものならば
手に入れなくては不健全です。
欲望だけの問題なら
却下したほうがほぼ正解。
必要でないものを手に入れても
満足するのはごくわずかな間で
すぐに「欲しかったこと」さえも
忘れてしまうものだからです。
「欲しいもの」との向き合い方で、自分への信頼感も変わってきます!
そして、こうして「必要かどうか」を
手に入れる判断基準にしていくと
自分への信頼感が増していくという
うれしい副産物もやってきます。
それは、自分にとって最善の選択を
感情に引っ張られることなく
冷静に考えられたことで
自分に対して理知的なイメージが
生まれたからです。
こんな自分なら、信頼して大丈夫!
そう思えることはとっても
心強く感じられるものです。
「必要性」のあるものはきちんと手にすることが、「欲望」を暴走させない唯一の方法!
欲望に翻弄されてしまうと
常に「不足感」に悩まされ
どうにも気持ちがよくないものです。
そんな状態に陥らないためには
「必要性」のあるものはすべて
きちんと手にすること。
これに尽きると思います。
たとえばダイエットしようとして
からだに必要な栄養を
ずっととらずにいれば
確実に食欲は爆発し、
しかもからだに必要のない
高カロリー、高脂肪のものばかり
無性に欲しくなって
かえって太るという悲劇を招くように。
しっかり冷静に考えて
欲望よりも必要性が勝っているものなら
きちんと手に入れる習慣をつければ
いたずらに色々なものを
欲しくなるということもなくなります。
これは、物質的なものはもちろん
精神的なものについても
同じだと思います。
必要なものをちゃんと満たしたなら
余計なものに目も行かず
一時の衝動で
「本当は要らないもの」を
増やしてしまうこともなくなります。
実に実にスッキリした
ミニマムな人生への
第一歩も踏み出せるのです。
ニーズとウォンツを
正確に見極められるクールさを
常に備えている人になりたいと思う
今日この頃です。
また明日。
xxx