souji_dansyari[1]突如として

お悩みモード全開になること

ありますよね。

ネットサーフィン、友に相談依頼メール。あれこれ解決策を探すより、まずはからだを動かすが勝ち! とりあえず、掃除しましょう!

そしてまた、突然きた悩みに限って

まったく解決法など見つからず

瞬く間に憂うつな気持ちになって

沈み込んでしまうものです。

 

特にあの、ネットサーフィンは

まったくよろしくありません。

情報の渦に巻き込まれると

焦りまで高まってしまって

ろくなことにならないのです。

 

また、友に助けを求めるのも

考えものです。

友だって忙しいですし

夜中の電話にかけつけてもらうなど

あれはドラマの中だけの

ファンタジーです。

 

いよいよお先真っ暗な気分に

突入してしまったら

ひとつ気をつけたいのは

じっとしていないことです。

 

そんなときにからだを動かさずにいると

憂うつな気分はさらに加速するからです。

心とからだはワンセットなので

心がイキイキしなくなったときに

からだの動きを止めてしまうと

心の力はさらに弱まります。

 

あてがなくても外に出て

散歩するなり

走るなり。

そうして先にからだのほうへ

働きかけると

必ず心も連動して、元気を取り戻します。

 

ですが、とても家から出る気になど

なれないという場合。

これはもう、やるべきことは一択!

掃除しかありません。

悩みはひとまず置いておいて、片づけ、磨き、拭き続ける! 要らないものも捨てまくります。するとみるみる心がフラットに!

本格的に奈落の底へ落ちてしまうのを

食い止めるには

今、自分がいる環境を整えるのが

ベストな行動です。

 

ひとりで治す精神療法と言われる

「森田療法」のメソッドにも

掃除は重要なものとされているほど。

たんたんと、ただ目の前の

汚れや乱れを、自身の手できれいに

整然とさせていくのは

落ち着きますし

とにかく気分はすっきりします。

そのうちに、こうしてきれいにできる

自分への信頼感も生まれてきて

先ほどの暗黒の世界からは

ひとまず抜け出せます。

 

そして自分を信頼できることで

悩みに対しても

自分ならばどうにかできるだろうと

楽観的な気分が戻ってくるのです。

 

また、掃除が終わっても

依然として解決の糸口すら

見つからなくても

少なくとも部屋は

とってもきれいになっているので

それだけでも儲けものです。

 

ただただ無心に、ひたすらに

モノを片付け、要らないものは捨て

汚れを拭きとり、磨くことは

大人になるほどに

自分にやさしい行為だと痛感します。

 

それは多分

自分で自分をこころよくさせることが

ほがらかな暮らしのマストということを

知り抜いてきたからなのでしょう。

 

また明日。