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「七号食」をご存知ですか?

10日間、ほかのおかずは一切食べず

玄米ごはんだけで過ごすという

食事法のことです。

10日間が本来のルール。ですが、「ハーフ」と呼ばれる、5日間のコースでも効果は絶大!

この「七号食」とは

マクロビオティックの

創始者である

桜沢如一先生が提唱した食事法。

 

とにかく10日間

玄米ごはんだけで過ごすと

からだがすっきりリセットされて

不調も和らぎ

芯から元気がみなぎってくると

言われているのです。

 

その食べ方ですが

とにかく副菜はなし。

玄米ごはんと一緒に食べてよいのは

ごま塩、梅干し程度とされています。

 

飲み物も、水かノンカフェインのお茶だけで

その他のソフトドリンクはすべてNG。

アルコールはもちろんご法度です。

食べる量、回数に制限はないので

ひたすらよく噛んで

(ひと口少なくとも30回)

いただくことくらいがポイントです。

 

いわゆる断食とは違って

ビタミン、ミネラル、

たんぱく質、脂質など

あらゆる栄養素がバランスよく含まれた

玄米をきちんと食べることができるため

思うよりハードルは高くはありません。

 

ただ、仕事を持っていますと

どうしても会食の機会はあるものですし

プライベートで食事に

出かけることもあるので

10日間もの日数を

「七号食」で過ごすのは

少々むずかしいものがあります。

 

そこで「ハーフ」と呼ばれる

ちょうど半分の期間で行なう

5日間のコースがすすめられています。

 

そこで私も先日

この「ハーフ」に挑戦してみました。

5日後、嗅覚、味覚に劇的な変化が! それまで如何に不自然に食べていたかを思い知りました!!

実は私事なのですが

先月あたりから、どうしたものか

一切「家酒」を飲む気になれなくなり

アルコールは外食の際に、

友と一緒のときにだけいただくという

奇跡的な(!)ことが起きておりまして

そのためこの「七号食」にトライできたという

経緯がありました。

 


そしてビールが飲みたいという

誘惑にかられることもなく

無事に「ハーフ」を終了できたのですが

れはもう、たとえようのないほどの

リボーン感を覚えることができました。

 

中でも嗅覚と味覚が生まれ変わったこと。

これが一番感じた変化でした。

微細な香りや味も、はっきりと

感じることができるようになったのです。

なので、自然に薄味好みになれました。

 

加えて気づいたのは

今まで如何に

不自然な食べ方をしていたのか、

ということでした。

 

お腹が空いていなくても

目の前に何か美味しそうなものがあれば

つい手が伸びてしまうという癖が

とっても負担に思えるようになったのです。

 

目と頭だけで食べるのは気持ちが悪いこと。

 

そこに、空腹という状態が備わっていなければ

こころよい食は成立しないことを

身を持って知ることができました。

「七号食」で、ダイエットはできない! ただ、適正な食べ方ができて、適正な体重が保てるからだが出来上がります。

こんなにすてきなメリットのある

「七号食」ですが

ひとつお伝えしたいのは

「七号食」でダイエットは

できないという事実です。

 

確かに5日間で1.5kgは減りましたが

これはその後の回復食をとれば、たやすく戻る数字。

私も6日目には野菜の入った味噌汁、

7日目には魚をプラスして

徐々に通常の食に戻していくうちに

元の体重に戻っていきました。

 

ただ、この5日間で

からだから要らないものが全部出て

デトックスは完了しています。

さらに、自分のからだにとって必要なものを

必要なだけ食べることが快適という

新しい価値観も生まれているので

もう余計な食べ物に振り回されなくなります。

つまり、適正な食べ方ができるために

適正な体重を自然に保てるようになるのです。

 

自分にとって

もっともぴったり合った食事量はどれくらいか。

また、何を食べたら気持ちがよいのか。

何を避ければ、好調でいられるのか。

「七号食」を行なうと

そんな原始的なことを

からだで知ることができます。

ご興味わいた方は

ぜひ、トライしてみてくださいね。

 

また明日。