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行く、行かない。

食べる、食べない。

日常のなかで何をするにしても

ズバリと決まらず

いつも迷ってしまうのが

悩みという方は多いものです。

「一番損しない方法」を考え抜くほど逆効果! 最良の結果は、心にすでに浮かんでいるのです。

迷い抜いているうちに

限定商品が売り切れてしまったり

他の誰かに参加権を奪われてしまうなど

決断できなかったことを

後悔する羽目に陥るたびに

自分の優柔不断ぶりを

情けなく思った経験のある方。

 

さて、いったいどうして速やかに

決断できなかったのでしょう。

 

おそらく、決断するにあたって

とっても頭を働かせたのではないでしょうか。

イエスと決めることで

どれだけの得ができるか。

損をしないですむか。

たくさんのデータを引き合いに出して

そんな計算を

徹底的に行なったのではないでしょうか。

 

しかし、その計算の最中に

物事は進行してしまうものです。

決断に時間をかけるほどに

チャンスは得られにくくなるのです。

 

一見、あらゆるデータに基づいて

論理的に選択するのは

正しいようでもあります。

ですが、もっと注目すべきは

「心の中で上がっている声」です。

 

無意識のうちに心から聞こえてくる声は

いつも、どんなときでも

自分に味方をしてくれるもの。

データをひねくり回すより先に

耳を傾けて、感じるべき情報なのです。

「心の声」は、気のせいではない! 安全に、間違いないほうへ進めるヒントは、自分の中からいつも湧き出てくるのです。

たとえば何かのお誘いを

受けたときに

その話を聞いた時点で

瞬時に答えは出ているものです。

「行きたい!」

「行きたくない!」

その反応こそが正解なのですが

往々にしてこれは

「気のせい」と判断されてしまいます。

 

(まったくもって、気のせいという言い方は

「気」をないがしろにしている

大変よろしくない表現です!)

 

ですが、この「気」こそ

もっとも信頼のおけるもの。

人間には自身を守るシステムが

きちんと備わっているのですが

安全に、間違いのない方向へ

進むためのヒントは

いつも「気」による

「心の声」というかたちで

降りてきてくれるからなのです。

 

ものは試しで

日々の中で、ぜひこの「心の声」を

信頼し、優先するお稽古を

なさってみてください。

はじめから大きな決断は不安でしょうから

まずはスーパーへ

夕食の買い物へ出かけたときにでも。

 

ズッキーニか、茄子か。

豚バラか、鶏のむね肉か。

選択するときがきたら

あれこれ計算をせず

浮かんでくる心の声に素直に

したがってみるのです。

 

すると、きっと納得のいく

展開がみられるはずです。

意外なアレンジが浮かんで

料理に自信が持てたり

家族がよろこんでくれたりなどと。

 

自分を守ってくれるものが

確かにあることを実感するためには

「迷う」という余計な作業から

解放されること。

勇気を出して、迷わない暮らしを

はじめてみてはいかがですか。

 

また明日。