空腹を感じると
何を食べようかと考えます。
それはとても楽しいことですね。
ですがダイエット中の場合
この空腹はたまらなく嫌なものです。
いわゆる食欲抑制剤といったものを
何とか手に入れようと奔走する方もいます。
その気持ちもわからなくはないのですが
ただ細身の服を
きれいに着こなしたいというだけの理由で
お薬に手を出すことはご法度です。
からだにとって大変危険なことです。
それよりも、空腹時というのは
大変効率的に脂肪を燃焼できる
ボーナスチャンス到来のときなのです。
お腹が空くことは、ダイエットしたい場合
決してつらい事態ではないのです。
もちろん、ただじっとして
空腹に耐えなければ
ならないわけではないのです。
それではただの我慢大会。
精神的にもよろしくありません。
それよりもぜひ
行なっていただきたいのが
お腹が空いたらすぐに
「からだを動かす」ことなのです。
空腹時の運動は
とっておきの脂肪燃焼の方法です。
人間のからだは
空腹のときに動かしてあげると
予備のために貯めておいた体脂肪を
エネルギーとして消費しようとします。
そしてその結果
体脂肪を減少させられるからです。
こう言うと、お腹が空いた状態で運動したら
貧血になったりしないかと
不安になる方もいらっしゃいますが
その心配はまったくありません。
そもそも私たちは普通にしていても
栄養過多になりがちです。
そして運動といっても
何もアスリート並みの激しい運動を
するわけではないのですから
まったく問題はありません。
では、どんな運動をすればよいのでしょうか。
どなたにもおすすめできるのは
ウォーキングです。
ウォーキングは空腹の状態で行なうと
からだが軽いために
歩行距離がぐんと伸びます
さらには歩いているうちに
不思議に空腹を忘れてしまうものです。
これはほどよい運動により
からだが快感を得たからです。
さらには体温が上がることで
体内の老廃物や毒素が排出され
血液がきれいになり
脂肪はいっそう燃焼されやすくなります。
たやすくいつでも食べ物が手に入るという
今の私たちの生活の中で起こる空腹は
もはや「飢え」のレベルに
達するものではありません。
それは単に消化が
終わったというだけのことです。
空腹は、胃腸に休息を与えるとともに
余分なものを排出できる絶好の機会。
空腹に対して、もっと
ポジティブな思いを持ちましょう。
すると、自分にとって
もっともベストな体重、体脂肪は
たやすくキープしていけるはずです。
また明日。