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デリケートなお年頃を

迎えたことを実感すると

やっぱり気持ちは

下がってしまうものですね。

突然の不調にはとまどいます。ですが、じっとしているより動くが勝ちです! 動けば心もからだもついてきます!!

更年期に入ると、程度の差はあれ

誰しもからだに変調を覚えます。

ホルモンバランスの崩れが起こすもの。

頭痛、肩こり、めまい、

吐き気、ほてりなどといった

身体的な症状のほか

イライラ、うつ、不安、

無気力などの精神面にも症状は及びます。

 

突然に起こる不調は

心配になるものです。

ですが、これも自分のからだの中の

自然な変化と受けとめたいもの。

デリケートな時期を

少しでも快適に過ごせるよう

前向きな姿勢でいることが大事。

そのためには、頭で色々考えながら

じっとしているより

エイッと気合を入れて

動きはじめることです。

 

こんな時期だからこそ

からだを動かすのがよいのです。

適度な運動は気分転換になり、

運動後の爽快感は

体調への不安も和らげてくれます。

さらには新陳代謝のアップや

体力の向上など、よいことづくめです!

ウォーキングはもっとも気軽にはじめられる有酸素運動! からだに負担もかけません。

中でもおすすめなのは

ウォーキング。

更年期特有の症状に

大変効果のみられる運動です。

 

その理由は、症状を強くする

自律神経の乱れを

調整してくれることにあります。

自律神経は

リラックス効果を得ると整いますが

これには有酸素運動がぴったり。

多くの酸素をからだに

とり込む運動をすると

自然に深い呼吸を行ないますが

このときに副交感神経が刺激されることで

心身の緊張がときほぐされ

自律神経の乱れが解消されるのです。

 

そして様々な有酸素運動の中でも

ウォーキングは

自分のペースで行なえるうえ

運動の習慣のなかった方でも

無理なく取り組めるのがよいのです。

 

さらにウォーキングは

血流の改善にも役立ちます。

血行不良は、更年期の

あらゆる症状と関わっているため

血の流れをよくすると

体調はみるみる快方へ向かいます。

 

また血流が促されると

からだの冷えが取れるのもいいところ。

冷えの解消は、ホルモンバランスを整え

つらい症状を元から和らげてくれるのです。

 

はじめてウォーキングを行なう方は

決して無理をせず

「がんばる」ことより

「楽しむ」ことを心がけます。

好きな音楽を聴きながら歩けば

苦もありません。

疲れたら休んでもいいのです。

はじめは1日5分からでもいいでしょう。

ポイントは、腕をしっかり振りながら、

歩幅を大きめにして歩くこと。

そして普通に

おしゃべりができる感覚の

早さで歩くことです。

 

また水分補給は十分に。

必ず飲み物を持って

出かけてください。

まずは、1週間行なってみましょう。

その間にからだに起こる変化をチェックし

ウォーキングの効果を

実感してみてください。

きっといつの間にか

ウォーキングをせずには

いられなくなることでしょう。

 

また明日。