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たとえば体調が悪いときに

きつい言葉をかけられて

いっそう具合が悪くなったことは

ないでしょうか?

「ありがとう」と言われた水は、結晶が非常にきれいになるそう。では、水でできた人間は?!

「水からの伝言」などのご著書がある

故・江本勝先生のお話によると

「ありがとう」と言われた水は

その結晶がとってもきれいになるそうです。

そして、「ばかやろう」の言葉をかけると

結晶は見事に美しさをなくすのだとか。

 

ということは

からだの50~75%は水でできているという

人間の場合も同じことではないでしょうか。

 

きつく、美しくない言葉を投げられたら

怒る、怒らないの問題以前に

その言葉を受けとめた人体も

確かにダメージを受けるのではと思います。

こころよい言葉で、脈拍も正常に! 呼吸も楽に、からだも軽くなる!

確かに、「好き」という言葉に触れたときと

「嫌い」と言ったり言われたりしたときの

心とからだの感覚は、まるで違います。

 

感情を逆なでするような言葉は

言っても言われても、とたんに脈拍が乱れて

呼吸まで浅く、苦しくなるように感じます。

 

ところが、聞いてうれしく、

こころよい言葉は、この正反対。

口に出しても、紙に書いても

全身がふわっと軽くなるようで

心もからだもゆるんで楽になるのです。

 

言葉が心身に与える影響は

実にあなどれません。

ですから、気持ちがよくなる言葉を

選んで、使っていくことも

美と健康の重要なメソッドなのです。

「大和言葉」のほがらかさとやさしさが二重丸! 「響き」と「リズム」で血流もアップします!

では、気持ちのよくなる言葉とは

具体的にはどんなものかと言えば

やはりほがらかで

やさしい響きを持つ言葉ではないでしょうか。

そのお手本として、とってもいいなと思うのが

「大和言葉」です。

 

品のよさはもちろん

その言葉の響きやリズムも

心をくつろがせてくれる

穏やかさがあります。

さらにちょっとしたユーモアまでも!

 

なので少々言いづらいこと、

まともに言うと角が立ってしまうことも

大和言葉をはさむと

言葉の中からトゲが抜け

相手の心を傷めることも

ぐっと少なくなるようです。

 

さらにやわらかな言葉を

口にすることで

自分のからだの中も

せせらぎが流れるかのように

安らかな感覚になっていくのに

言葉の作用を思い知るばかりです。

 

人間の美と健康は

栄養と水と空気と太陽で

できていると言われますが

言葉も重要な要素として

加えていきたいと思うこの頃です。

 

また明日。

xxx