カラオケ・クイーンの名を
欲しいままにするために
週に1度はヴォイス・トレーニングに
通う人を知っています。
その声も、外見のうち! 声は第一印象も左右します。
さて、声についてですが
歌だけではなく、話すときの声についても
少々意識をしていきたいものです。
何故なら、普段、電車の中やカフェなどで
聞くともなく聞こえてくる
女性たちの話し声に
ときどきくたびれてしまうことが
あるからなのです。
せわしなく甲高い声や
ええーっ、やだーっという
なんとも無神経な響きのする声。
たまらないものがあります。
思い出せば、過去に
こんなこともありました。
とってもかわいらしい知人がいたのですが
頭痛がしてしまうほど絶え間なく
キンキンとした声で話し続けるため
最終的に、大変に
苦手な人になってしまったのです。
人間の第一印象は外見が
9割を占めると言われていますが
その外見も、声によって
印象が激しくアップダウンするという
データがあるのをご存じでしょうか?
せっかく美人度を上げても
発する音声や話し方がよくなくて
印象が悪くなってしまったら
泣いても泣ききれないですよね。
相手にストレスを与えない「声づくり」を心がけて。
そこで、まずは声を発する前に
ひと呼吸おいて
どんな声で話すかイメージしてみることから
はじめてみるといいと思います。
基本的に、やさしい気持ちを持って
発声することを習慣づけると
すぐに効果があるでしょう。
相手に決してストレスを
与えないことをお約束に
やさしく、ソフトな
ややスイート寄りのトーンで話すのです。
こうした音声が身につけば
あなたのイメージは、ルックスも含めて
大いにアップすること、間違いありません。
相手を疲れさせないこと、
相手が楽に耳を傾けられる声で話すことを
心掛けていきたいものです。
余談ですが、かつてあの
戦場カメラマン氏が人気を得たのも
人をくつろがせ、
ほっとするような思いにさせる
声をしていたことも
大きな要因だったのではないかと踏んでおります。
また、完全なる私感になりますが
俳優の小市慢太郎さんの声は
宇宙一だと思います。
聞いているだけでヒーリング効果が
感じられるほどで
私は慢太郎さんの女性版のような話し方を
目指していたりします。
あの人と話すのが楽しい、と思われるのは
話術や話題のおもしろさだけではなく
実は声質によるところが
大きかったりするのです。
こころよく出せる声、
こころよく聞こえる声づくりを
日々、心がけていきたいですね。
また明日。