SAWA_hotsarada_TP_V1[1]いつもなら、さらりと

かわしてしまえることなのに

何故か足をすくわれて

落ち込んでしまうことがあるものです。

不摂生していると、体力ばかりか「心力」も低下してしまいます。あなたは昨日、何を召し上がりましたか?

気分がふさぐと、私たちはやはり

その経緯をたどって

原因を見つけようとします。

あの人が言った言葉が

こんなにひどかったから

傷ついた。

あの人の対応があまりにも

冷たかったから

我慢できなかったと

いったふうに。

 

そしてその、心を傷めつけられた

物事に対して

強い気持ちで対峙して

乗り越えていこうとするもの。

 

そうした過程を踏むのも

大事ではありますが

もっと単純に

「落ち込み」と向き合ってみては

どうでしょうか。

 

そうした諸々の

心を攻撃するウイルスに

勝てなかった自分の体力ならぬ

「心力」が低下していなかったか

検証してみるのです。

 

体力と同じで、心の力も

不摂生を続けていると

あっという間に落ちてしまいます。

すると、本来なら

落ち込まずにすむようなことにも

心が負けてしまうのです。

 

では、その検証の仕方ですが

昨日、いつどこで

何を食べたか思い出してみてください。

どうでしょう?

決してその内容は

充実しているとは

言いきれないのではないでしょうか。

今日の気分は、昨日食べたものによってつくられます! 活力あふれる心のために、みずみずしい野菜や果物を、山ほど食べてみましょう。

今日食べたものは

3日後のからだをつくると

言われていますが

心に関してはもっと早く

翌日すぐに影響されてしまいます。

 

「シャンティ・デイズ」という映画で

ヒロインが身の回りで起こることを

すべて悲劇的にとらえて

どんどん落ちていくシーンが

ありましたが

そのときヒロインのキッチンの

ゴミ箱には

ファストフードの包み紙や

ジャンクフードのパッケージばかりが

捨てられていました。

自分の心もからだも

大事にしていない様子が

そのゴミ箱に映されていたのです。

 

道理で心が弱まってしまったわけです!

 

私にも覚えがあるのですが

面倒さゆえに

冷凍グラタンと冷凍枝豆、

そしてビールだけで

夕食をすませてしまったりすると

確実に翌日の心が

ネガティブ寄りになります。

おかしなくらい本当に。

あなたにもきっと

心当たりがあるのではないでしょうか。

 

それは、心も「生もの」だから。

活きた食材をきちんととらないと

メンタルの活力もわいてこないのです。

 

そこで、心がぺしょんと

小さくしぼんでしまった日には

みずみずしいフレッシュな

食材をたっぷりいただくのが

一番の処方箋になります!

 

大きなボウルに

たっぷりのサラダを盛って

フルーツをいくつも切って

おなかいっぱいいただきましょう。

 

落ち込んだときには

あれこれ心の中をつつき回さず

まずは元気のでる

新鮮な食材をしっかりとりましょう。

これで案外

嘘のように立ち直れたり

するものなのです。

 

また明日。