常に軽やかで、ほがらかであるために。
大切なのは、ただひとつ。
からだが訴えかけてくる
その声をきちんと聞くことだと思います。
もくじ
子どもは、疲れたら次の瞬間寝ている。何故大人はそうできないのでしょう。
自分のからだの中から聞こえてくる声。
誰しも毎日はっきりと聞きとっているのは
「お腹が空いた」「眠い」「寒い」
そんなところでしょうか。
また、とっても頻繁に聞こえてくる声に
「疲れた」というのもあると思います。
さて、この声ほど聞かなかったことにして
スルーしてしまうものは
ないのではないでしょうか。
そう言えば思うのですが
子どもの口から「疲れた」という言葉を
聞くことは、ほとんどないのですよね。
何故でしょう?
それは、あの方たちは、疲れたらすぐに
ぐっすりと寝入ってしまうからなのです(笑)。
その、本能からの声に対して
とっても忠実にしたがう様子は
さすがだと、惚れ惚れするほどです。
しかし、同じ人間である私たち大人は
どうしてそうできないのでしょうね。
もっとこまめに、「疲れた」の声に対応してあげたいもの!
大人たちは、とにかく目の前に
やるべきことがたくさんあるので
まさか疲れたからといって
その場で眠りにつくことなどできません。
そこはそれ、致し方ないことではありますが
もう少しこの「疲れ」に対して
クイックに対応することはできないものでしょうか。
寝ることが無理なら
軽くストレッチをして、少しだけ目を閉じて
リラックスしてみたり
ビタミンと酵素がたっぷりの
フレッシュな果物でお茶にしてみたり。
そうしてこまめに
「疲れたー」という声に対して
応えてあげたなら
からだも納得がいくというもの。
体調を崩してしまうのは
確実にこの「疲れた」の声を
無視することが続いたときだと思います。
まさにからだからの逆襲なのです。
疲れたら、休めばいい! 健康法なんて、シンプルな話なのです。
なので、疲れを感じたなら
なるべく早い時点で休息をとることです。
どうしてもしなければならないこと以外は
全部スキップしていいのです。
料理? 何か買えばいいだけのこと。
掃除? ほこりで死にはしない。
デート? 延期してもらえばいい。
こんな感じでうんとラフに考えていけば
どうしてもやらなければ
にっちもさっちもどうにもブルドック、
ということなど
そうそうありはしないことがわかります。
真面目で律義な方ほど
自分の体調よりも、家族や周囲のことを
優先してしまうものですが
一番律義にならなければいけないのは
自分自身に対してではないでしょうか。
それは決してわがままという
範疇のことではありません。
いよいよ疲れをこじらせて
重篤な状態になってしまえば
そのときこそ
家族も周囲も困ってしまうのですから。
そして、大切な人たちの様子も
ちゃんと気にかけてあげたいものです。
疲れているようなら
即刻休める環境をととのえてあげるなど。
「いたわる」気持ちとは
すこやかな毎日を支える大事な感情です。
疲れたら休む。寝る。
そんな当たり前のことをきちんと行なって
自分を尊重していきたいものです。
また明日。
xxx