本当のことを言えば
意に反していることであったとしても
相手の言葉が本気の心から
生まれたものであったなら
あえて折れるほうを
選ぶことも悪くないと思います。
それは我を張り通して
要らない軋轢を生むよりは
ちょっと本来の気持ちを抑えることで
その場の調和を保てるなら
そのほうがずっとうれしいと思える
自分の心を称えられるから、
というところもあります。
また、自分のポリシーを
少し変えるだけで
その場の空気を変えずにいられるなら
そのくらいはお安い御用。
そう思える感性は
やがてまろやかな笑顔となって
自身の魅力の底上げに
つながっていくということにもなります。
さて、ここで少し、女性と男性との
「強さ」の違いについて
挙げておきたいと思います。
実は、肉体的な観点から見ても
女性は男性より強いということが言えます。
女性が唯一、男性に勝てないのは
瞬発的な腕力だけ。
たとえば何時間でも赤ちゃんを抱きながら
あやすことが出来るという
持久力などは
男性にはありません。
そしてこれは、精神面にも
まったく同じことが言えます。
今は我慢をしておこう。
またの機会が来るのを待とう。
そう思える柔軟さは
女性ならではの素敵なゆとりです。
また、自分の気持ちを抑えて
折れるほうを選んだとしても
それを決して
自分をないがしろにした行為、と
思う必要もありません。
むしろ新たな考え、感覚、情報を
得られた建設的な
チャンスととらえられれば
また、自身への信頼も
深まるというものでしょう。
あえて折れるほうを選ぶ。
そんな決断が出来たなら
それは女性ならではの
強さに裏打ちされた、確かな美を得る
格好の機会の到来です。
そしてやがて、あなた自身に
慈愛に満ちた、ゆるぎない美が
備わっていくのは
本当に確かなことなのです。
また明日。