149914934-e1459975115629[1]

先日耳にした、

ちょっと驚いたこと。

それは、世界で一番「癒し」に

お金を使っているのは

日本女性だということでした。

自分に対してOKが出せるか? 「癒し」への気持ちは、自己への肯定感で決まります。

これには、驚きと納得が

同時にやってきたものでした。

今や、ヒーリンググッズ、

ヒーリングメソッドといったものも

すっかり浸透しています。

もはや、定期的に疲れをとって

心とからだを楽にすることは

現代人にとって必須科目と

なってきたのかも知れません。

 

かく言う私も

エッセンシャルオイルや

ヒーリング・ミュージックのCDなど

「癒し費」は

そこそこかけているほうかなと

自覚しています。

 

ですがこのところ

そうしたものとの向き合い方が

少し違ってきたように思っています。

以前は、「癒されること」に対して

滑稽なくらい一生懸命で

疲れは今すぐとってしまおう! などと

実に自分を必死なまでに

癒していたという

少々妙な有り様だったのですが

今はかなり癒しへの思いが

ゆるやかになってきたのを

実感しています。

 

今、どうしてそこまで

自分は「癒し」に対して

躍起になっていたのか

振り返ってみると

思い至ったことはただひとつ。

やはり自分に対して

OKが出せていなかったことに

尽きるからと思っています。

 

それは、今の自分には

あれもこれもそれも

足りないという気持ちがあったため

いつも欠落感から

抜け出せなかったからなのです。

そんなことでは、まったくもって

気の休まる暇もありはしません。

癒しが日々のマストになるのも

仕方がないというものです。

癒しとは、日常の中に、当たり前に存在するものなのです。

振り返ってみると、多分それは

自分に対する価値を

人の反応で決めていたことに

原因があるのだと思います。

 

ですが、自分の価値の本当のところは

自分が決めることなのです。

それは大変な責任を

ともなうことでもありますが

自分が決めた価値ならば

全部心からうなづけますよね。

 

そんな、自分への価値観の

変化が起こってから

私自身の癒しに対するスタンスも

がらりと変わりました。

純粋に、ただそのメソッドを

楽しめるようになったのです!

そこから何かの気づきや学びまでも

得ようという貪欲な気持ちも

なくなったせいか

感じる気持ちよさのレベルも

ぐっと上がったという

ギフトもありました。

 

ちなみに、こんなふうに

癒しと関わっていると

あらためて癒しの時間を

設けようとしなくても

気づいたら癒されていた、という

うれしい現象も起きます。

ただ純粋に楽しむことを

自分に許可すると

1日のうちのわずかな時間であっても

自然に脱力できたり

心地よいイメージングに入れたり

要所要所でストレスを

自然に溶かせるようになれるのです。

 

癒しが当たり前のように

日常にあることは

とっても理想の状態です。

そしてそれは、自分への価値を

上げれば上げるほど

確実にかなっていくと思います。

 

また明日。