自分の嫌なところ。ゆるせないところ。
どなたにもあると思います。
「2大長所」は個性にならない!
得てして、物事がうまく運ばないときなど
短所は自分を責める格好の材料になるものですが
果たして、本当に短所とは
そんなに悪いものなのでしょうか。
それは、長所と言えば大抵の人が口にする
「2大長所」について考えてみると、とってもよくわかります。
それは、やさしい。明るい。
このふたつです。
どちらもとっても素晴らしいことですが
この2点の長所が
その人の個性になっているかと言えば
それは少し違う気がします。
やさしいから、明るいからという理由で
その人に関心を持つことは
まず考えられないもの。
どこに魅力を感じるかと言えば
やはりほかの人にはない
その人ならではの持ち味に、だからです。
そこで思うのは
その人の魅力というものは
実は、どうしても改善できない
短所から生まれているのでは
ないかということです。
たとえば、優柔不断な人ですが
実は慎重で、常に最良の決断が
できる人でもあるのです。
そして落ち着きのない人は
フットワークの軽い、アンテナの鋭い人。
さらに、女性の敵である
「プレイボーイ」と呼ばれる人は
実はたくさんの女性の
よいところを見つけて
誰にでも好意を臆せず
伝えられる天才でもあるのです!
そう考えてみると
短所に対してマイナスのイメージなど
まったくなくなってしまいます。
むしろそれは
その人に与えられた
才能の要素とも言えますよね。
「非の打ちどころのない人」の秘密とは?
なので、
「本当に非の打ちどころのない人!」
と、有無を言わさず
感激させられてしまうような人は
きっと短所、欠点というものを
全部ポジティブに転換させているのです。
短所を恥じて、それを隠すように生きるのは
まったくもったいないことです。
自己嫌悪のもとにあるのは
取りも直さずすてきな自分らしさ。
そう意識をチェンジできたら
私たちはもっとのびのびと
自分を全肯定して生きていかれると思います。
短所こそ、自分を輝かせてくれるもの。
そうわかったなら
もう自分を嫌うことなど
一切なくなるはずですね。
また明日。