私事なのですが、今の住処に引っ越して
今日でまる3年が経ちました。
いやはや、早いものです。
ここに来れるまでに紆余曲折もあったのですが
3年過ごしてみて実感しているのは
本当に自分の暮らしのベースキャンプである
家というものの居心地や
家に対する思いや
また住むことになった場所に対する感覚は
健やかに、軽やかに
生きていけるかどうかを左右する
大事なものだということです。
家には寝に帰るだけ、という人も
いらっしゃるとは思いますが
それでもたまの休日などに
のんびりくつろぐ部屋に対して
好きだな、ほっとするなという
ポジティブな思いがあるかどうかで
その疲れの取れ方も、必ずや
違って来るはずなのです。
何しろ、自分の人生を受け止めてくれている
大事な場所です。
極端に言えば、死なずにすむのも
この場所があるからこそです。
そんなスペースに対して、もっと
愛する気持ちを向けてみてはどうでしょう。
家は生きていると言われます。
確かに人が住まなくなれば
家はすぐに朽ちてしまいます。
そんな住まいのことを
愛おしく、ありがたく思えたら
家がよろこぶ行動も、自然と思いつくものです。
最たるものは掃除と片付けでしょうか。
要らないゴミやほこり、不要物などを
放置したままにしておくのは
私たちのからだにたとえてみれば
毒素をずっとため込んだままにしておくのと
まったく同じことです。
デトックスを怠れば、健康を害するように
命ある住まいも、徐々に
よどんだ空気を放つ、よろしくない環境に
変わってしまうのです。
そんなところに住んだらどうなるかは
たやすく想像がつきますよね。
そして、家と調和して暮らすには
家が輝くように
家にもおしゃれをさせてあげることです。
置くものたちは吟味して
目にすれば気分が上がるような
住人のあなたの好みが反映されたものを
出来る限り選んでください。
同居者がいる場合であれば、自室など
自分が一番長く時間を過ごす場所に
置くものには、とことんこだわって。
そうして、家時間を快適なものにしていけば
家そのものからも安らぎを
与えてもらえるような気さえします。
こころよい住まいは、人生の基本のき。
どうぞ、縁あって住んでいる
家に愛情をたくさん注いでください。
そう出来たなら、家はどこよりも最強の
パワースポットとなること、間違いなしです!
また明日。