毎日ハッピーなことを
追求しながら暮らしていても
予期せぬタイミングで
落ち込んでしまう出来事に
遭遇してしまうのが
人生というもののようです。
ですが、その出来事が起こったことにも
理由があります。
今の自分が知らなくてはいけない情報が
その出来事の中にあるのです。
なので、嘆いている場合ではありません。
その出来事から
自分が気づかなければならないことを
懸命に読み解かなくてはいけないんです。
とは言え、私たちはやっぱり、生身の人間。
そうは強くなれないときだって
あるものです。
ただ、落ち込んで
ふさぎ込んでいる時間が長ければ長いほど
立ち直るにあたってのエネルギーは
たくさん必要になります。
立ち直りを先延ばしにするほどに
あとで大変な思いを
することになるのです。
ちなみに、人間は本来
遺伝子の中に
「よくなっていく」という作用が
インプットされているのだとか。
ですから、一見つらい! 悲しい!
という出来事も
すべて進化していくための材料なのです。
気合を入れて
しっかり向き合わなくてはダメなんです。
では、この材料を生かさないまま
ただ泣き暮らしていると
何が起こると思われますか?
何と、遺伝子にせっかく
組み込まれている
「よくなっていく」という作用が
甘くなってしまって
うれしいことを呼び寄せにくい
体質になってしまうのだそうです。
とんでもない話ですよね!
それでは、立ち直るにあたって
やってみると効果がある
ふたつの方法をご紹介します。
・その1
とにかく、アクションを起こします。
とことん泣いて、心の毒素を
出し切ったり
ひたすらからだを動かして
ネガティブな気持ちを
汗にして追い出します。
・その2
現時点で、その出来事があったおかげで
よかったと思えることを探し出します。
何もないようでも、よく考えれば
必ずひとつやふたつは見つかるはず。
想像の域のことでも結構です。
そして少しでも心が回復の
兆しを見せはじめたら
自分の心に感謝しましょう。
賛美しましょう。
すると、とっても不思議なのですが
数ヶ月後か、早ければ数週間後には
必ず心から自分のことをほめたくなるような
うれしいことが起こります。
これは、多分、つらい出来事から
逃げなかったことへの
遺伝子からのご褒美ではないかと
踏んでおります。
ぜひこのご褒美を
楽しみに踏みこたえてくださいね。
また明日。