ANJ88_ookiiokuchidegohan_TP_V1[1]太りやすいことを

自認されている方は

私も含めて、ついつい

食べ過ぎてしまう傾向が

あるものです。

食べ物や、食事に対して「不安」があるほど、人は食べ過ぎてしまうのです!

さて、その食べ過ぎる原因ですが

美味し過ぎて

歯止めがきかなくなること。

これ一択と言えましょう。

 

でも、歯止めがきかなくなるのは

果たして「美味しいから」という

理由だけでしょうか?

 

もう少し掘り下げていくと

そこにはきっと

「不安」というものが

見えてくるはずです。

 

「もっと食べないと、後で後悔する」

「もうこんな食べ物には

出会えないかも知れない」

「もっと自分に満足感を与えなければ」

「きちんと栄養をとらなければ」

 

などと言った

心とからだが感じるであろう

欠乏感への不安が

もうひと口、もうひと口と

食を進ませてしまうのです。

 

ですが、この不安感、

本当に実体のあるものでしょうか?

ありがたいことに、と云うのもおかしな話ですが、私たちは飽食の時代に生きているのです!

深刻な食糧難の中で

生きているのならまだしも

私たちは平成の現代

特殊な事情がある場合を除いては

まず、飢餓で命を落とすことは

考えられません。

ありがたいことに、いつでも

食べ物は手に入るのです。

 

そして自分をもっと

満たそうとする気持ちこそ

「食べ過ぎ」の後の

罪悪感のもとになります。

 

さらには糖質や

脂肪分の多い食べ物を

口に運びながら

栄養をとらねばと思うなんて

ギャグとしか言えませんよね。

 

今、このときに食べ過ぎなくても

次に空腹になったら

いつだって食事はできるのです。

ですから、少な目に食べたって

何の心配もいらないのです。

そして、むしろ

少なめの量ですませてみると

実はそれが心とからだにとって

楽で心地よいことに

気づくことにもなったりします。

 

そして、少な目に食べているなら

決して余計な脂肪も

身につかなくなるのがわかるので

いっそう、食に対して

安心感を得られることにも

なるでしょう。

 

食べ物は、決して

私たちを太らせる敵ではありません。

健やかに命をつないでくれる

素晴らしくありがたいもの。

ほんの少し、欲しがる気持ちを

なだめられたら

大いなる安心感とともに

食とのよい関係性を

保つことができるはずです。

 

また明日。