塩・糖・脂。

現代人にとって、可能な限り減らしたい

恐るべきものとされていますね。

 

確かに塩分や糖質のとり過ぎは

大人の女性にとって

命取りになりかねません。

もはや、1kg太ってしまったの、などという

かわいらしい心配よりも

血圧や血糖値を正常に保つことのほうが

俄然、リアルな問題になって来ます。

そしてその正常範囲を超えれば

美のレベルも急降下しますから

どんな人でもある程度の節制は

心がけなければならないのです。

 

ですが、ただでさえ多忙な現代女性は

ややもすれば

「今日のランチ、何食べたっけ?」

というようなことにもなりかねません。

今日のランチは大げさでも

この3日間に食べたものを

言ってくださいと言われて

すらすら答えられる人は少数でしょう。

私もですが。

 

ということは、ご自身が日頃どれほどの

塩・糖・脂をとっているかも

把握出来ている人も少ないと思われます。

特に、糖質と脂分は

何となく目をそらしたくなったりするものですよね。

 

そこで、とりあえず

チェックしていただきたいことがあります。

台所洗剤の減り方はどうでしょうか?

ご家族の人数にもよりますが

1か月もたないという場合は

少々、糖質と脂分のとり過ぎと考えられます。

 

たとえば、カレーやシチューを

例にとりますと

市販のルーを使って作れば

大量の油脂と小麦粉が使われていますから

食べ終わった後の鍋には

糖質を含んだ脂分が張り付いて

洗うのが大変です。

ですが、とろみは野菜のピューレや

トマト缶で出して

小麦粉を使わず、油分も最小限にして

作ったカレーの鍋は

さらっと洗えてとっても後片付けが楽です。

 

炒め物にしても

必ずしっかりフライパンに

油をひいてからと考えず

まずは沸騰させた水で炒める

ウォーターソテーではじめて

仕上げに少量、オリーブオイルなどを

香りづけ程度に滴らせるといった

工夫をすれば

大して洗剤を使わなくても

フライパンもお皿もきれいに洗えます。

 

また、少々脅かすようで申し訳ありませんが

大量の洗剤が必要な料理を口にすれば

からだの中も大量の洗剤が必要なほど

糖と脂で汚れてしまうのです。

 

要は、お湯だけでもある程度すっきりと

お皿が洗い流せる料理がよいのです。

このことを少しでも頭の隅に置いておくと

料理の段階から糖質や脂分の使い方が

必ず変わって来るでしょう。

からだにやさしい料理は

エコにもなります。

ぜひ意識してみてください。

 

また明日。