昭和の時代なら
男性のBA(ビューティー・アドバイザー)さんが
いることに驚いてしまったものですが、
今ではもう、普通のことになりました。
男性目線でのアドバイスはとっても鋭い! 男性の客観的な見方には「気づき」が多発します。
真剣なまなざしで
デモンストレーションを
している横顔など
はっとするほど美しく
思わずうっとりと
遠くから眺めてしまうことも
よくあるのです。
そんな男性のBAさんですが
結構苦手という方も
いらっしゃるようです。
確かに少々、気恥ずかしく
思えてしまうのも否めないものです。
ですが、抵抗感を持つのは
とっても勿体ないのです。
その女性BAさんにはない
男性目線からのアドバイスには
目からウロコ、ということが
多々起こるからなのです。
男脳、女脳という言葉がありますが
男脳といえば、論理的。
かたや女脳は感覚的と言われます。
美容活動には
どちらの要素も必要です。
しかし時として
感覚だけで物事を
すすめてしまいがちなのが私たち女性。
ここで男性から
男脳寄りの視点からの
アドバイスをいただけるのは
かなり貴重な機会なのです。
木を見て森を見ず、の傾向の女性を救うのが、男性のアドバイス!
男性の尊敬すべきところは
何といっても客観的な見方が
すぐれていることです。
トータルにものを見る力は
残念ですが
女性より勝っているようなのです。
(あくまで一般論ですが)
たとえば
たったひとつのシミに気を取られて
せっかくのきれいな瞳を
生かし切れずにいることが
あるものです。
これはまさに
木を見て森を見ずの状態です。
また男性は
基本的に女性が好きですから
弱点のカバーに力を注ぐことより
長所のアピールを優先してくれます。
その人の魅力を見抜いて引き出し、
弱点とのバランスを取るという発想は
とっても自由でダイナミックです。
さらにうれしいのは
きれいな男性は皆さん、
女性の美にも敏感で協力的なのです。
「口紅変えた? 今イチかもよ!」
などと、歯に衣着せず
口に出すタイプの人も
たまーにいます。
これはショックで頭にもきますが
とりあえずぐっとこらえて
聞いておいたほうがいいと思います。
悔しいけれど
当たっているからなのです!
そんなふうに気軽に言えてしまう方は
根っからの美人好きなので
きれいな女性が増えてほしいという一心で
そう発言してしまうようなのです。
また男性で、この人はちょっとすごい!
という美しさを持っている方がいたら
どんどんインタビューしてみることを
おすすめします。
特に肌のきれいな男性からは
まず何かのヒントが得られるはず。
たとえば自分が知らなかったことが
彼にとっては
子どもの頃からの常識だった、といったふうに。
女同士の美容談義からは
得られない情報が、意外に入ってくるものです。
また面白いのは
それは決して斬新な話ではなく
むしろスタンダード。
センセーショナルな情報に振り回されて
忘れてしまっていた基本的な話、
というパターンが多いことです。
もしも美容の悩みに
気軽に答えてくれる男性が
身近にいたなら
それは大ラッキー以外の
何ものでもありません。
大事にしたいもの!
美はもはや
ジェンダーフリーなのですから。
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