カフェでひと休み、というときに
あなたはどんなふうに注文しますか?
たった一文字の違いですが、その言霊は人生を大きく変えてしまいます!
「コーヒーでいいわ」
「コーヒーがいいわ」
パッと字面を追っただけでは
大した違いもないと思うものですが
よくよく読めば
大きな違いがあることに
気づかれることでしょう。
それは、前者の言葉からは
本心からコーヒーを選んでいないこと。
後者の言葉からは
今飲みたいのはコーヒーだと
わかることです。
そして、言うまでもなく
後者の方のように
自分の今の望みに忠実に
行動するほうが
ずっと自分を大事にできていると
わかりますよね。
ただ、前者の方の気持ちを
ちょっと察してみてみれば
もしかしたら絞りたての
にんじんジュースが飲みたかったのに
メニューになかったから致し方なく
コーヒーにしたのかも知れない、と
考えることもできます。
ならば、
「コーヒーにします」
というほうが絶対に正解です。
たかが1文字程度の違いでも
その文字には妥協やあきらめ、
あるいはどうでもよいといった
投げやりな思いが転写されてしまうもの。
それは繰り返すほどに
さらなる妥協しなければならない場面や
あきらめなくてはならない出来事を
引き寄せることになってしまいます。
言霊の力は、実にあなどれないからです。
たかだか飲み物程度のことなら
まだ大したことにはなりませんが
それが高じていけば
結婚相手を決める場合や
不動産を購入するなどという
人生の一大事のときに
影響してこないとも限りません。
「~でいいわ」というフレーズを
使い慣れるのは
実はとっても恐ろしいことなのです。
「~でいい」の禁止令を! 自分へのおもてなし精神で、妥協のない人になりましょう。
また、時々どなたかが
ごちそうをしてくれるという
ありがたいこともあるでしょう。
そのときに
「~でいい」というのは
言うまでもなく、
大変なマナー違反です。
ごちそうしたいという真心を
無下に踏みにじっているのも
同じことになってしまいますので。
そしてまた、自分への相対し方も
まったく同様です。
自分に対しては
いつもできる限りの
おもてなしをするのが礼儀ですから
くれぐれも
「~でいい」と言ったり、思ったりするのは
ご法度としましょう。
いつもそのときに
でき得る限りの最善を望み、
選ぶようにする習慣が
妥協やあきらめのない
豊かな人生を築いていくのですから。
「~でいい」を禁止すれば
あっという間に
理想の環境が得られます。
「~で」より、「~が」でまいりましょう!
また明日。
xxx