「私って、遅刻魔で……」
もしあなたが、そんなセリフを
言いがちな方なら
この記事はぜひお読みいただきたく
思っています。
もくじ
遅刻癖を持つ方が増えたのは、携帯の普及のせい?! 連絡すればいいという気持ちは捨ててください。
遅刻をする方が増えたのは
携帯でいつでも
連絡がとれるようになったからと
いう説があります。
これは確かにうなづけること。
1本メールをすれば大丈夫。
そんな気持ちが、時間に対する感覚を
ゆるくさせてしまうからです。
連絡すれば大丈夫。
連絡しているのだから、時間を守っている。
もしもそんな感覚があるのなら
それは大きな間違いです。
約束の時間の5分前に
いつも、遅れる旨のメールがくれば
あなたは時間にルーズであると
確実に人から
思われてしまっています。
ちなみに、
ごめんなさい、遅れます! のメールが
通用するのは
大変な電車の事故などといった
大きなアクシデントが
あったときに限られることを
知っておいてください。
仕事ができる方ほど、遅刻はしない! それは相手の時間の価値をよく知っているからです。
また、私の知る限り
仕事ができる方ほど遅刻はしません。
それどころか
約束の時間の10分、15分前には
優に到着しています。
それは、相手の時間の価値を
よく知っているからであり
無益な、待つという時間を
過ごさせたくないという
思いが成していること。
こんな心遣いができる人が
仕事ができないはずもありません!
時折、フリーランスのライターに
なったばかりの方から
仕事上、何を気を付けたらよいかと
質問されることがありますが
この答えは
「時間を守る、締め切りを守る」の二択です。
その答えに、ぽかんとされる方は
残念ながら、数か月後には
仕事を変えていることが多いもの。
それほど、時間を大切にするのは
仕事の基本なのです。
本当に会いたい方に会いにいくとき、あなたは遅刻しますか? 遅刻するということは、相手への敬意がないからなのです!
そして、たとえば
あなたは、尊敬する
とっても会いたい方に
会いにいくときに
遅刻をするでしょうか。
するはずがありませんよね。
つまり、遅れて行くということは
相手に対して敬意がないから、
ということになります。
この感覚は、待たされている側は
結構、敏感に感じとるもの。
人間関係のギクシャクは
こんなケースからはじまることも
頭に入れておくべきでしょう。
ですが、まれに
敬意はあっても、時間が読めずに
遅れてしまうという方も
いらっしゃるようです。
実際に、過日に
その世界では、大変な権威のある先生を
雨の銀座の空の下
電車の乗り継ぎがうまくいかなかったという
理由だけで待たせて
平気な顔をして現れた方がいたのですが
私はびっくりしてしまいました。
電車の乗り継ぎが
よくないと思われるなら
30分でも1時間でも
早く家を出るべきです。
そして、時間より早く着いたなら
待っていればいいのです。
その気持ちこそが
敬意のあらわれでしょう。
お待ち合わせをする
相手の方の
「人生の残り時間」を
無駄遣いさせる資格は
どこのどなたにもないことを
どうか知っていてくださいね。
また明日。