街中で、電車内で

今日びのお嬢さんを

観察するのが好きです。

10代、20代の

ピチピチとしたお若い方の

メイクやファッションで

今の若者文化が垣間見るのが

とっても好きなのです。

 

そこでこの頃

やけに気になってしまうのが

「機嫌のよさそうなお嬢さん」に

あまり出会えないことです。

あろうことか、

多分デート中であると思われる

彼の前でも

終始仏頂面をしているという

お嬢さんも珍しくありません。

 

まあ、ひょっとしたら

こんなふうな表情でいることが

今の彼女たちの

「気分」なのかも知れません。

振り返れば、若かりし頃には

シラけていることが

何故か恰好よかったとされる時代も

あったことですし。

 

ですが、やはり世間に対して

ぶーたれた顔を平気でさらすのは

いかがかものかと思われます。

何故なら、人間の顔には

「表情筋」というものがあるからなのです。

ここを動かさないでいると

顔の筋力が低下して

しわやたるみ、ほうれい線という

考えるのもおぞましいものを

引き寄せてしまうからです。

さらにはずっと

ぶーたれておりますと

その表情が定着してしまって

デフォルトの顔が仏頂面、と

いうことにもなりかねません。

 

そこで、人のふり見て我がふり直せ。

今、自分はどんな表情でいるか

こまめに気にするようにしてみませんか。

結構、かなり気分をそのまま

表情に出してしまっていることって

往々にしてあるものです。

もしも今、心の中につらいものを

認めたとしたら

極力ダイレクトに表情に出さないように

気を付けたいものです。

それは、表情筋が衰えるのを防ぐため。

そしてどなたかに

不快な気持ちを与えるのを防ぐためです。

 

また、もしも念願の彼の気持ちを

ばっちりつかみたいのなら

必勝法はただひとつ。

彼の前ではいつも

あなたといられてうれしい、という気持ちを

前面に顔に出していればいいのです。

仏頂面は、将来の美も

運命の人も逃してしまう怖いもの。

今の自分の表情に

ちょっと意識を向ける習慣を

ぜひ持っていただければと思います。

 

また明日。