あきらめてしまうこと。
それはとっても
後ろ髪をひかれるものです。
もくじ
あきらめるときの心境とは、何とも苦しいもの。しかしどこか、「楽」な部分もあるのです。
あったかも知れない可能性というものを
自分の手でつぶしたという
そのやるせなさ。
地団駄を踏みたくなるほど
苦しいものです。
しかし、その思いを
少し俯瞰してとらえてみると
そこには確かに、
「楽」になったという思いも
見え隠れしています。
これは、ずっとずっと
うまくいかないながらも
しがみついていたものを
ようやく手放せたことで得られた
安堵感によるものでしょう。
また、もういい、もう要らないと
かたをつけてしまえば
心はすっきり整理されて
それがまた気持ちよさへと
つながりもするのです。
ネガティブなことにあきらめの気持ちを向ければ、突然前向きになれます!
なのでこの、あきらめの気持ち。
手放して楽になるという
作用に注目して
もっと利用していけたらと思います。
そこで楽しくひとひねり!
これまで、夢や理想といったものに
向けていたあきらめの気持ちを
反対に、ネガティブなことへ
向けてみるのです。
「太ってしまうことをあきらめる」
「老け込むことをあきらめる」
「転職の失敗をあきらめる」
「不幸な恋愛をあきらめる」
あらら、と思ってしまいます。
同じあきらめの気持ちを持つことでも
胸に芽生えるものは
まるで違ってくるのです。
何と清々しく
目の前が開けてくることでしょうか。
よろこばしくないことを
こちらからきっぱりとあきらめてしまうと
後に残るは、うまく行きそうな
明るい、こころよい予感だけ。
ペシミストも、オプティミストに
否が応にも変身させられてしまう、
そんな感覚に包まれることでしょう。
あきらめることをあきらめる。これがあなたの生きる道!
ポジティブでいることが最高。
なのではありますが
人間というものは、何故か
放っておくと、たやすくネガティブなほうへ
意識を向けてしまいがちです。
もしかして、本当は
ネガティブな状態になりたいのでしょうか?!
夢や希望など、最初から
あきらめてしまいたいものなのでしょうか。
でもそんなおかしな願いを
抱えているのは不自然なことです。
そこでこれからは、
そのあきらめを、あきらめてみる。
そんな感じで、あきらめの思いを
発動させてはどうでしょう。
あきらめることをあきらめると
夢や希望は、どうしてだか
ぐっと身近に感じられてきます。
それは多分、そもそも
夢や希望というものは
自分にふさわしいことだからこそ
生まれたからなのでしょう。
また明日(^・^)
xxx