ダイエットでも、スキンケアでも
あらゆる美容活動を行なうときに
結構忘れていることがあります。
からだへ何かしらの
アプローチをするときに
あなたはどんな気分でいるでしょうか。
ただ淡々と、日々のルーティンとして
行なっている人もいるでしょう。
切羽詰まった事情を抱えている人なら、
効いて、お願い! と
自分に頼み込んでいる人も
いるかも知れませんね。
ですが、その前に
忘れてはいけないことがあるのです。
それは、自分に愛を
注いであげることなのです。
愛だなんていうと
いささかスピリチュアルめいて
聞こえたりもしますが
ことはもっとシンプルな話。
何かしらのお手入れを
するというアクションには
自分を愛おしみ、慈しむ気持ちが
ベースとして存在していないと
そのお手入れ自体は
まったく自分にとって
やさしいものとは言えなくなります。
ですから、
「何でウエストがくびれないの」
「その目の下のたるみ、
どうにかならないの!」
などと、そのウイークポイントを
責めるような気分でケアするのは
絶対に絶対によろしくないこと。
そうなれば、受けとり側の
からだとしても
そのお手入れをありがたく思えずに
思い切り反発したくなることだって
十分考えられるのですから。
たとえば、赤ちゃんに
ミルクをあげるときのことを
想像してみてください。
「さっさと大きくなりなさいよ」
「早く健康に育ちなさいよ」
と、強制めいたことなんて
思うわけがないですよね。
ただただ、かわいい、愛おしいという
気持ちだけが、そこにはあるはずです。
だからこそ、赤ちゃんは
その気持ちもまるごと滋養として
取り込んで、すくすくと
育っていくわけなのです。
たとえ今は、理想通りに
なっていなかったとしても
そんなことより、愛しませんか。
エクササイズをするときも
からだにいい食事をとるときも
とっておきのクリームを
肌になじませるときも
こうしてきれいでいたいと願う
心意気を持った
素敵な自分という相棒へ
愛と感謝を伝え続けていれば
いつかそのうち、うれしい結果が出ます。
そのときを、相棒とともに
楽しみに待ってもみませんか。
また明日。