心に元気がなくなって来たら

あなたならどうしますか?

色々と、対処法はあると思いますが

坐禅会に行くという選択も

ひとつ加えてみてはいかがでしょうか。

 

しんと静まりかえった坐禅堂には

いいプラーナ(氣)が流れています。

そこに身を置いて

ひたすらに呼吸を数えながら

ただ座り続けるのはよいものです。

ちなみに坐禅をするときは

目を完全に閉じてはいけないと聞きました。

視線を前方に向けて下に落とす

仏様と同じ「半眼」と呼ばれる

かたちにするのが正しいのだそうです。

確かに目をこのようにすると

必要のないものは

見ないですむような気がします。

 

坐禅をすると思うのは

世の中、本当に騒音や雑音が多いことです。

必要としない音の洪水から

時々離れてみると

「静か」ということが

いかに豊かなことかが身にしみます。

 

そして、もちろん心の中を

無にするなんてことは

なかなか出来ない芸当です。

ですが、無理に無にしようと

躍起になる必要はなく

あるがままでまったくかまわないのだとか。

今夜はあれが食べたいとか

あの人にメールをしなければなど

浮かんで来てもそれはそれとして

そっと右から左へ流していけばいいそうです。

 

そして、活を入れてくださいと

警策を願い出るのもよいですね。

結構派手な音がして、最初は驚くものですが

打たれた途端、よこしまなものが

破壊される気がします。

その後、打たれたあたりが

じわーっと温かくなり

その熱で心の邪悪なものが

溶けて流れ出るようなイメージも湧きます。

あなたも、心に何か滋養を与えたくなったら

お近くのお寺で座ってみてはいかがでしょうか。

想像以上のものを、感じて帰れるかも知れません。

 

また明日。