身も蓋もない言い方ですが
これまでの人生の中で
騙されてしまったことって
あなたも1度や2度はあるものですよね。
そのときの口惜しさと言ったら
たまらないものがあります。
そして、どうして見抜けなかったのかと
地団駄を踏みたくなったりもします。
ですが、ここであまりにも
どす黒い感情を抱えたままでいるのは
精神衛生上よくありません。
最悪の場合、胃に穴があく恐れだって
あるのですから。
そこで、そんな災難に遭ってしまったときに
ひとつ、おすすめしたい考え方があります。
それは、ひとまず命までは
取られなくてよかったと思うこと。
これは当然ですよね。
そしてもうひとつ。
厄落としだと受け止めることです。
まっとうに暮らしていても
多かれ少なかれ、厄というものは
日常的にたまってしまうものです。
風水ではこれを文字通り
「日常厄」と呼んでいますが
他人から愚痴を聞かされたり
また自分自身でも
ネガティブな考え方に
とらわれてしまったりすると
この日常厄というものがたまっていくのだそうです。
ですから、騙されてしまったということは
とてもショックで許しがたいことですが
これを厄落としと考えられれば
知らず知らずのうちにためてしまった厄も
さっぱり落とせるというものです。
そして気持ちの整理をつけたら
今度はぜひとも、騙されないように
用心することも大事です。
まず、大きなポイントその1としては
何かのことで、とっても困っていたり
悩みを抱えていたりするときに
言葉巧みに近づいてくる人物には
気をつけることです。
また、こうした人物はとっても
「調子がいい」のが特徴です。
あたかも簡単に、問題が解決するかのような
耳ざわりのいい言葉を並べて来ますので
この点も要注意です。
かつて私も、騙されてしまったことがあります。
あのときは腹立たしかったものですが
人は過去から学習が出来る生き物。
口惜しさやショックを経験に変えて
これからの未来に備えていきましょう。
また明日。