仕事と家庭を持っている
大人の女性にとって
一番欲しいものは、きっと
時間だと思われます。
そして、慌ただしい毎日の中で
常に心の奥のほうに
少々の不満やちょっとした犠牲者精神を
感じることってないでしょうか。
それの最たる理由は
家事についてのことでしょう。
こころよく分担してくれる家族が
いるなら問題はないのですが
どうしてもワンオペになってしまえば
「どうして私ばっかり」
といった気持ちになるのは無理もないことです。
生活者として日常を生きていくために
誰しも身のまわりのことを
自身で整えるのは当然のこと。
そんな意識が完全に浸透しているかと言えば
残念ながらまだまだのようです。
こちらのほうは時間をかけて
共に暮らしながらわかり合っていくより
ほかありません。
では、当面のところは
どうしていくかという話について
思うところをご提案します。
いっそ、家事というものをもう
主婦としての仕事ではなく
自身へのおもてなしというふうに
考えを変えてみてはいかがでしょうか。
そう、家族のために、ではなく
私のために行なうのだと
認識を新たにするのです。
何故なら、部屋はきれいなほうが
断然、「私の」気持ちがいいし
からだにいいものを
自分の手で作っていただけば
「私の」健康状態もよくなる。
そんなふうに、自分中心主義で
家事について考えてみると
不満や犠牲者精神から、離れていけるようです。
ですから、「あなたの」家を快適にするのです。
「あなたの」食べたいものを作るのです。
家事とはあなたの毎日を
快適にするための妙なる行事。
自分への楽しいおもてなし、と
考えをシフトしていくと
これがまた、面白いほどに
家事へのモチベーションが上がったりもします。
あなたの毎日の風通しも
必ずや、よくなるはずです。
どうぞこんな家事への考え方、取り入れてみてください。
また明日。