冬の楽しみ、こたつみかん。

この組み合わせで連想するものと言えば

動かなくなる=運動不足で太る

みかんの摂取=果糖の摂取で太る

こんなイメージがあると思いますが

そんなことはないのでご安心ください。

 

確かにそうした危険もゼロではないですが

それを補って余りある恩恵が

こたつみかんにはあるのです。

冷え性の方なら、こたつに入ったときの

あの「あったか~い!」という

しあわせな感覚がたまらないことでしょう。

そして、冷え切ったからだも

すぐにぬくぬくとして来ます。

これは、足を集中的に温めたからです。

足には血流アップのツボがいくつもあり

そこに熱を与えると

すぐに全身に血がめぐり

からだもぽかぽかに温まるのです。

足湯と同じことですね。

つまりこたつは

体温アップにとても役立つので

代謝も上がり

冬太りを防いでくれるというわけなのです。

 

さらに「頭寒足熱」の状態になることで

肌のコンディションもよくなります。

エアコンで暖を取っていると

どうしても反対の「頭熱足寒」になって

血液が上半身へ集中して流れてしまいます。

こうなると上半身に熱がこもって

デトックスが滞ってしまうため

ニキビや乾燥といったトラブルが

起こりやすくなるのです。

 

とは言え、こたつも少々

注意事項があります。

まず、こたつで寝てしまうのは絶対NG!

こたつで寝るとだるくなるものですが

これは脱水症状が起きたためです。

これでは、せっかくの

こたつの美肌効果も激減します。

また、こたつをお持ちでない人で

こたつを導入したくない人は

電気ひざかけ毛布を使ってみると

同様の効果が得られると思われます。

(私はそうしています)

 

そしてこたつに付きもののみかんですが

ちょっと甘いものが欲しいときには最高です。

たっぷり水分も含んでいるので

1個食べれば口淋しさもおさまります。

寒くなるとチョコやクリーム系の

洋菓子が美味しく感じられますが

そうしたスイーツへの渇望も

抑えられるのです。

さらに、生の果物には

酵素がいっぱいですから

酵素ドリンクなど飲まなくても

みかんを1日2~3個も食べれば

かなりの量の酵素が取れます。

結論。

こたつみかんは、日本が誇る

冬のナイスな美容法だったのです!

 

また明日。