服は、第２の自分の
肌といってもいいものです。
服は、袖を通した瞬間に
自分自身の一部になるからです。
そんな大切な
自身の要素である服ですから
正しく選びたいものです。
しかし、決して難しい話ではありません。
もちろんファッションの
勉強をする必要もなしです。
そのポイントは、たった1点。
自分の好みに正直になることだけです。
それだけであなたの魅力は
100％引き出されるのです。
ところが、意外に自分の好みを最優先した
服選びをしている人は少ないようです。
「トレンド」や「人の目」を意識するゆえに
自分の好みを見失ってしまうのです。
そしてよくあるのが
好きな人の好みに合わせてしまうこと。
好かれたい、
かわいく見られたいという気持ちが
自分の心の声を抑えているとしたら
とてももったいない話です。
服は自分を表現する大事なツールです。
自分の言葉で話すことが大切なように
服もまた、自分の心で
決めたものを着ていなければ
相手に本当の自分は伝わらないのです。
こうした借り物のような
装いでいることを
当たり前にしてはダメ。
さらに人の好みに
合わせた服ばかり着ていると
決断力が弱くなったり
何でも人まかせに
したくなる傾向があるようです。
やはり、自分を装うものには
自分の意志が宿っていなくては
色々と問題が起こるのです。
よく本当の自分を
見失ってしまったという声を聞きますが
そんな思いを抱えている人は
まず自分の意に逆らった服を
着るのをやめてみてください。
それだけでもだんだん
本来の自分が戻って来るのが
実感出来るものです。
また、自分がどんな服を
着たいと思うのかを考えるとき
そこに「虚栄心」がないかどうか
チェックするのも忘れないでください。
つまらない見栄ほど、魅力を
半減させてしまうものはないのです。
それは、心のどこかで
今の自分を認めてあげられていないから
生まれる発想です。
そうしたものをさっぱり捨てて
等身大の自分でいる勇気を持ったときに
あなたの本来持ち得ている美しさは
前面に出て来るのです。
今以上でも、今以下でもない
現状のままの自分で
これが好き！ というものを
大胆に選び取って
堂々とその魅力をアピールしてくださいね。
また明日。
