UVケアは、もはや年間通して

行なうものになりました。

真冬であっても

5月から8月のピーク時の

25%程度の紫外線が

降り注いでいると言われているからです。

 

紫外線を浴びると、皮膚ガンや

白内障のリスクが高まることは

知られています。

そして紫外線A(UV-A)はシワやたるみ、

紫外線B(UV-B)はシミ・そばかすの

原因になります。

ファンデーションやボディクリーム、

ハンドクリームは、季節を問わず

UVカット効果のある製品を使いましょう。

そしてうっかりたくさんの

紫外線を浴びてしまった日は

ビタミンエースと呼ばれる

ビタミンA、C、Eをとってください。

AとCは緑黄色野菜に、

Eはアーモンド、オリーブオイルなどに

含まれています。

蒸したブロッコリー、人参、ピーマン、

かぼちゃにオリーブオイルをかけ

砕いたアーモンドを

トッピングしたサラダは

紫外線で傷んだ肌に美味しい

最強のレスキューフードです。

 

しかし、まるで太陽を

目の敵にするかのように

UVケアグッズを駆使して

意地でも日光を避けようとするのも

どうかというところがあります。

まぶしい日差しを浴びる気持ちよさを

完全に排除してしまうのは

生き物として不自然なことだからです。

 

生きていくためには、空気、水、栄養と並んで

太陽もなくてはなりません

人間にとって大きなエネルギーを

与えてくれる太陽をちゃんと浴びて

美のもとである生命力を上げましょう。

もちろん日焼けをするほど

浴びる必要はありません。

きちんとUVケアをした上で

1日10分程度日光に当たれば十分です。

 

無防備な状態で直射日光を長時間浴びると

肌は老化してしまいますが

ほどよい日光浴は

アンチエイジング効果があることが

わかっています。

そのキーワードはビタミンD。

日光を浴びると体内で生成される

このビタミンは

健康な歯や骨を作るものとして

知られていますが

皮膚のターンオーバーを促す

力もあるため

肌の若さをキープしてくれるのです。

また、くよくよと

悩んだりしたときには

迷わず太陽の光を浴びましょう。

セロトニンという、おなじみの

ハッピーホルモンが活発に分泌されます。

 

日差しを浴びたときの

幸福感を忘れてしまっては

人間としてのパワーがひ弱になってしまいます。

太陽の恵みに、もっと感謝してみませんか。

 

また明日。