食事とは、生きるためのエネルギーを
補給する大切な日常の行事。
ですから極力快適な状態で楽しむことが
からだのためにも、心のためにも
よい影響をもたらします。
清潔で落ち着いた場所で
ゆったりとした気持ちでいただけば
適量で十分、お腹も心も満たされて
消化吸収もスムーズにいきます。
忙しいからといって
デスクで仕事をしながら
おにぎりをかじったりするのは
よくない食習慣です。
さて、大人の女性を悩ますことに
過食癖というものがありますが
これも食事のとり方に
問題があります。
たとえば朝はキッチンで立ったまま、
昼は移動の車のなかで、
そして夜は同僚と居酒屋へ寄る。
こんな食べ方をしていたとしたら
食欲が暴走しても無理はありません。
朝昼ともにテーブルにも着かず
急かされるように飲み込んで
夜は同僚と仕事の延長のように
料理をつつくだけ。
これでは神経が休まらないからです。
ストレスを感じながら食事をすると
心は慢性の飢餓状態になります。
食べ過ぎてしまうのは
満ち足りない心を癒したい一心から
起きているケースが多いのです。
食事は完璧にリラックスして
楽しむもの。
そうでなければ美も健康も損なってしまいます。
そして、ストレスのない状態で
食事をするためには
誰と食べるかが非常に重要です。
初対面の人と食事をするのは
避けたほうがよいでしょう。
気心が知れていない人との食事は
からだに大きな
負担をかけてしまうのです。
最初はお茶程度にとどめ
食事に出かけるのは
ある程度仲よくなってからに
することをおすすめします。
また、嫌いな人と食事をするのも
よくないことです。
仕事上のお付き合いなどで
仕方がない場合もあると思いますが
極力避けてください。
脳が不快のサインを出しているときに
食事をとると
からだは食べ物を異物とみなしてしまいます。
なので、たとえバランスよく食べたとしても
翌日、肌が荒れたり
胃が重苦しくなったりと
何かしらトラブルが起こりやすいのです。
ちなみにごちそうしてくれるからといって
好きでもない人と食事に行くのはもってのほか。
美にも、幸運にも見放される行為です。
そして最も心地よく
心もからだも満たされるのは
好きな人との食事です。
美味しいね、と言い合って
一緒に料理を味わうことは
お互いにポジティブなエネルギーが
交換出来る絶好の機会です。
しあわせな気分で何かを食べることほど
生命力、そして運気が
高まることはないのです。
可能な限り、食事は大好きな人と
一緒にとってください。
好きな人といただく食べ物は
すべてがヒーリング・フードになるんです!
また明日。