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不特定多数の人が行き交う場所で

(改札口や、駅前のカフェなど)

ぼんやりと女性たちを眺めるのが好きです。

これほど色んな種類の魅力に

出会えるところはないからです。

 

ここで多くの女性を見ていて

ひとつはっきり

分かったことがありました。

素敵だな、魅力的だなと

思える要素というのは

実にその人が醸し出している

ムードに尽きるものだなと。

 

スタイル、ファッション、

メイク、ヘア。

そのどれもがその人と

ぴったり調和していて

その人らしさを出していて、

さらに想像すると、その人の

ライフスタイルまで

透けて見えるような感じです。

そんなふうにご自分を

上手にプロデュースされている人を

見つけると、思わず目で追ってしまいます。

本当に、できることなら

どんなこだわりをお持ちなのか

インタビューしたくなるほどなのです。

 

多分、自分のプロデュースが上手い人は

自分を知り抜いている人なのだと言えます。

自分らしいもの、

また、今の自分に必要なものを

見分ける確かな目があって

決してそこからはみ出したりしない

クレバーさが備わっているといったように。

 

さて、そうしたことが成立する秘密は

今の自分がやるべき何かを

しっかり持っているから、ではないでしょうか。

たとえば、本気で向かい合っている

職業や勉強、スポーツや趣味のある人なら

ファッションやメイクにおいても

自然にその分野に似合った

選択をするでしょうし

それでこそ、より本当の

その人らしい雰囲気が出るというもの。

生きているタッチと

ビジュアルがかけ離れていない

安定感が漂っているんです。

 

また、心から成し遂げたい

何かを極めようとしているとき

人はもれなく表情までもが

生き生きとして

いつまでも見ていたくなるような

心地良さを放つものです。

 

そんな人に対して、コスメなどの

美容アイテムはまったく正直者!

惜しげなく、大盤振る舞いで

美しさを授けてくれるんですね。

ですから、真の美を身につけるには

ただ単にスキンケアをして

メイクをして、というだけではダメなんです。

どんなにちょっと見が美人で

キャッチーな装いをしていても

表情がNGな人は残念です。

もしもネガティブな感情が

日常に生まれてしまったとしたら

さっさと葬り去って

自分の行くべき道を探して、歩き出しましょう。

困難があっても大丈夫。

その心意気にこそ、美は宿ってくれるものですから。

 

また明日。