あなたも、これまで
いくつもの食事法にトライを
されてきたことと思います。
マクロビオティックやローフード、
菜食、果実食に無塩食。
そして糖質制限食など。
思い起こせばその昔
大変色白な食教祖さまによる
「ごはんを食べて痩せよう」という
メソッドが大流行したというのに
ここにきての、白米否定論です。
何を信じればいいんだよと
途方に暮れてしまいかねない昨今です。
私自身も、これはと思うメソッドに
出会うたびに
人体実験を行なって、その結果を
細かく分析するということを
続けていた時期がありました。
(中でもローフードに関しては
マイスターにまでなってしまいました)
そんな経験をしてきて
今、ズバリと断言できるのは
自分にとっての最適な食とは
とにもかくにも「こころよさ」が
得られるかどうか。
判断基準はこれに尽きると言うことです。
それぞれに、食に対しての知識が
相応にあると思います。
その知識は大切なものです。
あなたのアンテナが拾ったものですから
基本的にはあなたに合ったことです。
ですが、あまりにもそれにとらわれて
食と向き合うときの居心地が
悪くなってしまっては、本末転倒です。
たとえば、ティーン・エイジャー気分で
友とマクドナルドの新製品に
挑戦してみたいというのが本音のときに
ダメダメとNGを出して
家で野菜の煮物を作る、という行動など
食に対する心を
ゆがませる原因になりかねません。
マクドナルドでも、ケンタッキーでも
本当に食べたければ、食べればいいのです。
何も毒ではないのですから。
それで気分がアガってハッピーになれば
十分、自分を元気に生かせてくれる
パワーフードとなりましょう。
そして、ここで下手に節制した気になって
ヘルシーさに照準を当てたものを
食べてしまうと
後で必ず反動が起こります。
ファストフードに対して、変な執着がわいて
必要以上に食べ過ぎて落ち込むといった。
あなたにも似たような経験が
あるのではないでしょうか?
ジャンクフードでも、大量生産のお菓子でも
それをいただくことで
本当に気分がよくなるなら
口にしたって大丈夫。
むしろその気持ちに素直になったほうが
正解です。
自然な欲求に従って幸せを感じることは
食に対する健全な心に磨きを
かけてくれるからです。
すると、あなたの中にある知識が生きて
次からは当然のように
もうジャンクはたくさんと
フレッシュな野菜や果物を
いただきたくなるもの。
不要な我慢で、食に対して
不快な気分を感じるなど
美と健康を損なう
もっともよろしくないことです。
ちなみに、大好きな人といただく
ジャンクフードのほうが
大嫌いな人といただく
オーガニックな自然食より
ずっとからだにいいことは
本当のようなのです。
また明日。