バテないためには
何といっても毎日の食です。
未来の自分を作る
原材料なのですから。
日常の食生活は、「何が食べたいか」より「何が必要か」。
からだにとって必要なものを
きちんととっていれば
体力も代謝も一定して
常に絶好調でいられます。
それには、日常の食生活を
できる限りシンプルに
することがおすすめです。
当然ながら
仕事を持つ女性なら
日々の食事の準備には
とっても頭を悩ませていると思います。
有閑マダムのごとく、
「今夜は何にしようかしら。
昨夜がイタリアンだったから
中華にでもしようかしら」
などと、ゆったりスーパーを見てまわるなど、
夢のまた夢だと思います。
そこで、毎日のお献立を考えるとき、
「何が食べたいか」よりも
「何が必要か」という考えに
シフトしていってみては
いかがでしょう。
ビタミン、ミネラル、たんぱく質
食物繊維などといった
からだに欠かせないものを
過不足なくとることを
メニューのベースにするのです。
それには、常に購入する食材を
ある程度決めてしまうのが
とってもよいと思います。
たとえば、緑黄色野菜の部であれば
小松菜、ブロッコリー、ピーマンですとか、
植物性のたんぱく質なら
納豆、豆腐、油揚げ、小豆など。
それぞれのお好みや経済、
そして料理がしやすいものに合わせて
スーパーに行ったら
もうそれだけを買うようにします。
そしてその食材を、自分や家族にとっての
「標準食」
と設定しておくのです。
(もちろんそのときの
お値段に合わせて
流動的に変更もしていきます)
こうしてからだにとって
必要なものを欠かさずストックする
「標準食」という方法は
日常の食事の準備のわずらわしさを
かなり減らしてくれます。
「標準食」と「娯楽食」との線引きが、心とからだを健全に整えてくれます。
毎日美味しいものを食べることは
確かに人間の心にとって
大事なことです。
しかし、その、何を食べるかを
あまりにも味覚主体に考えてしまうと
迷うことでストレスにもなりますし
太るし、お金もかかります。
そこで日頃食べるものは
ある程度ワンパターンにしておくのは
とってもいいことだと思うのです。
からだのほうも、
「今日もちゃんと
必要なものが入ってきた」
と安心してくれて
円滑に働いてくれるからです。
そうしたベースを整えたうえでなら
焼き肉やフレンチ、
スイーツ三昧といった
非日常な「娯楽食」も
本能のままに、がーんと
行ってしまっても問題ありません。
翌日からの「標準食」で
いくらでも調整して行けるのですから。
あなたにとっての必要な食べ物は何でしょう?
家族に必要なものは何でしょう?
からだのための
ワンパターンな「標準食」をぜひ
考えてみてはいかがでしょうか。
また明日。