キールタンをご存知ですか?
インドの神々やグルの名前などを、
きれいでキャッチーなメロディーにのせて
繰り返しながら歌う、「インド版讃美歌」といったものです。
その神々の名前の響きには、
とても「気」を浄化する力があるようで、
深い呼吸をしながら、楽に、気持ちいいと思える発声で歌い続けると、
本当に心の中が澄んでくるのです。
清らかな気持ちになれるのがたまらなくて、
一時期、キールタンのワークショップにもよく出かけていました。
キールタンは、この、ハーモニュームという楽器の伴奏に合わせて歌います。
オルガンとアコーディオンのハーフのような楽器です。
自宅でもよくキールタンのCDを聴いているのですが、
この音楽を知って以来、名前の持つ力というものを
とても感じるようになりました。
神様だけでなく、自分にとって近しい方の名前からも、
その方の持つ、その方ならではのエネルギーがあるなと
思うのです。
そこで、より大切な方と仲良くなりたいとき。
よいコミュニケーションをしたいとき。
あるいは、すてきな相手の方から、色々吸収したい場合。
その方の名前に、うんと意識を向けるとよいと思います。
心を込めて、その方の名前を呼ぶのもおすすめです。
何と言うか、その方の名前が接着剤のような役目を果たしてくれて、
ぐっと距離が近くなるように感じます。
そして、この場合の名前というのは、
苗字でないほうの名前です。
苗字からはさほど、その方の個性が伝わってこないのですが、
ファーストネームからは、とてもその方のムードが感じられます。
ひとつ興味深いのは、ママ友と言われる関係の中で、
「○○ちゃんママ」などという呼称が使われることです。
なぜ、のり子さんとか、みほさんといったふうに呼び合わないのか。
これは、とかくややこしくなると言われるママ友の仲ゆえ、
親しくなり過ぎず、ワンクッション置いた大人の関係性を
保つためなのでしょうか。
(ごめんなさい、もしかしたら他に重要な理由があるのかも
知れません)
話がそれましたが、確かに大切な人の名前には、
力があると思います。
うれしいとき。
ほんのりとハッピーなとき。
何だか淋しくなってしまったとき。
弱気になったとき。
ふっと思い浮かんだ友の名前を心でとなえてみると、
不思議なくらい心が平安に、こころよくなります。
大切な人、好きな人の名前をとなえることも、
立派なキールタンなのかもと、つくづく思うこの頃です。
また明日(^_^)/
xxx