SAWA_hotsarada_TP_V1[1]連日の暑さに

心もからだもバテバテ。

そうお嘆きの方、いらっしゃいますか?

そこで重要になるのが

自宅での食生活です。

家での食事は

もっともコントロールがしやすく

栄養をバランスよく補給して

体調をととのえる

絶好のチャンスだからです。

「工場出身」の食べ物を断ってみませんか? ちょっと増える「面倒」を楽しんでみては!

そこでおすすめしたいのが

バテそうなこの時期

思い切ってひとつ

「あるもの」を断ってみることです。

その、あるものとは

何を隠そう「加工食品」。

工場からやってきた

きれいなパッケージに身を包んだ

あの食べ物たちです。

 

本当の本当の理想は

野菜なら八百屋さんで

魚なら魚屋さんでと

昔ながらの買い物スタイルで

目利きをしながら

食材を手に入れることです。

 

しかし、それは

現代ではむずかしいことです。

スーパー・マーケットで

何もかもいっぺんにかごに放り込んで

レジに向かうのが

当たり前の図になっています。

スーパー以外で

食材の買い物をしたことが

ないという人もいるほど。

食生活が不自然になってしまうのは

実はこの買い物スタイルにも

原因があるのです。

スーパーをぐるりと

ひと回りしてみるとわかりますが

食料品コーナーの中で

料理をする必要のある

食材が占める割合は

半分にも満たない状態です。

 

生鮮食料品と穀類やパンに麺に乾物。

そして味噌、醤油、塩、酢、

オイル類、スパイス類といった

ベーシックな調味料よりも

レトルトや冷凍食品、インスタント食品、

クッキング・ミックス、惣菜、

スナック菓子などの加工食品に

割り当てられているスペースのほうが

ずっと広い実情が

日々の食生活の乱れに

つながっているのです。

 

スーパーの戦略に乗せられて

使い勝手がよさそうな

工場出身の食品のほうを

無意識に選ぶ習慣が

もしあったとしたら

ぜひご自分の食習慣を

見直してほしいと思います。

われらヒト科の動物は、自然界にある食べ物からしか、まっとうなエネルギーはいただけないのです。

ところで、私たちは当然

人間として生きています。

人間とは、ヒト科の動物。

どんなに時代が進化しても

自然界から生まれた

生き物であることには

変わりがありません。

 

ですから、生きるためのエネルギーは

自然界に存在する

畑や海、牧場や

田んぼ出身の食べ物からしか

得ることができないのです。

 

工場で加工されてしまった食品には

もう、ヒト科の動物が必要としている

エネルギーは残っていません。

持って生まれた食品の

生命力を壊すことで

日持ちのする便利な商品が

完成するからです。

 

エネルギー不足を感じる

今こそ、よい機会です。

ヒト科の動物として、ナチュラルに、

あるがままに生きるために

工場出身の食品と

距離を置いてみませんか。

 

何も大層な料理などしなくていいのです。

生、焼く、煮る。

自宅では、シンプルな調理法で

自然界からやって来た食べ物と

向かい合ってみてはいかがでしょう。

ダイレクトに食材から

エネルギーをいただけると思うと

その「面倒」も

面白くなってくるかも知れません!

 

バテたからだには、鰻もよいですが

加工食品を断つ心意気を持てば

きっと、自分の心とからだに

元気が戻ってくることでしょう。

 

また明日。