昨日、SMAPの解散の騒動の中
こんなニュースに目がとまりました。
アイドルグループのメンバーだった女性が
ファンの男性との交際を禁じる
規約の違反をしたとして
所属していた芸能プロダクションから
損害賠償を求められた
訴訟の判決についての記事にです。
もくじ
幸福追求権って何? 国は私たちがしあわせになる自由を保障してくれているのです!
その結果としては
プロダクションの請求は
棄却されたのですが
それよりも注目してしまったのは
棄却の理由とされていた
「幸福追求権」というものでした。
「異性との交際は
自分の人生をより豊かに生きるために
大切な自己決定権そのもので
『幸福を追求する自由』に含まれる」
という裁判長の指摘に
はっとする思いがしたのです。
私たちがしあわせになる自由。
これは決して何かの制限を
されているものではなくて
国がちゃんと認めていることを
この法律名に再確認をさせられました。
しあわせになること、夢を叶えることに抵抗があるなら、そもそも権利があることを思い出そう。
時に物事が行き詰まると
自分に対するイメージが
急降下してしまうために
しあわせに対して
及び腰になることがあります。
また、過去に起こった
うれしくない事件がトラウマとなり
しあわせになることを
自分に許可できずにいる場合も
あるかと思います。
そんな感情のひずみとは
とても厄介なもので
多少の精神論を持ち出されたところで
すぐに宗旨変えできるものでもありません。
ですが、どうでしょう。
この、「国が認めた」という事実には
何だかうなづける気がするものです。
それはたぶん法律という
絶対的なものが唱えることなので
六法全書に親しんでいない身であれば
異論を述べるガッツもでないと
いうところです。
そしてまた
法律というくくりの中で言われたならば
まさに
赤でストップ、青でゴーというように
その根拠を掘り下げるまでもなく
納得できてしまう部分もあります。
法がそう決めたのだから、仕方ない! 素直にしあわせになる方法を探していこう!
なので、自分のこれからを
少しでも悲観してしまったら
この法律を思い出してみると
心の中にひとつ
しゃんとした筋が通るような気がします。
そしてこの、お国がせっかく定めてくださった
大事な大事な権利は
ありがたく生かしていかなければ
善良な国民と言えなくなってしまいます!
迷ったり、投げやりになったり
絶望的になったりと
ネガティブな気持ちからは
なかなか縁が切れないものです。
そんなときこそ、シンプルに
無銭飲食は間違ってもしないように
この法律にしたがってみてはどうでしょう。
権利のもと、守られていることに
時折にでも、感謝をしながら。
また明日。
xxx