落ち込みからは、一刻も早く
抜け出したいものです。
いつまでもさっぱりしない
痛みすら感じる心を
延々と抱えていては
そのうちに、
お腹まで痛くなってしまいそうな気がします。
落ち込んでいるとき、人は必ず、静止状態なのです。
さて、実際に私たちが落ち込んでいるとき
意外に意識することはないのですが
必ず、からだの動きは
ぴたりと止まったままです。
その静止したままの状態で
ああでもない、こうでもないと
思考をぐるぐるめぐらせてばかりでは
たどりつける結論もないままに
また新たな落ち込みの中に沈むということの
繰り返しになってしまいます。
心が動き出さないのは、からだが動いていないから!
そしていっそう、
深い闇の中へ入り込んでしまうと
前向きな人ならば、打開策を探そうと
ヒントが書いてありそうな
本やブログと向かい合うものです。
しかし、何故だかそこで
何かをつかんで立ち上がる、という
展開にはなりにくいようです。
むしろ、やたらに知識や情報を得てしまうと
それが重たく感じて
さらに気持ちが落ちていくという
悪循環となるのです。
それは、頭だけしか動かしていないことが
わざわいしているように思います。
試しに、パッと立ち上がり
その場でジャンプしてみると
たったそれだけのことなのに
気分はガラッと変わります。
すっと気持ちから重力が抜けて
心の中のよどんだ空気が
換気されたかのような感覚が起こるのです。
この実験をしてみてわかったのは
本当に心とからだはつながっていて
どちらかがフリーズすれば
共倒れになるということでした。
書を捨てよ、町へ出よう! 考える前に、アクションです!
なので、心に異変を感じたら
ともかく、動いてみるのがいいと思います。
そのアクションで、脳も活性化しますし
からだが活動すれば、心も連動して
あるべきすこやかな状態へ戻ろうと
動き出すものなのです。
本を読むのであれば、
図書館やブックカフェまで
足を延ばしてみるのもいいですね。
そして、よくやってしまいがちなのが
心が疲れているために
からだの疲れも感じてしまって
ベッドから一歩も出なくなることですが
これはもう、ご想像通り
最悪の結果になります。
心が落ちたら、からだを動かす!
そうシンプルに決めてしまっても
よいかも知れません。
歩く、走る、
踊る、歌う。
心の消耗を助けてくれるのは
他の何事でもなく、自分のからだ!
これがわかっていると
とっても安心して生きていかれます。
また明日(^・^)
xxx